「特別なことより積み重ね」 女優・吉田羊が“未年”の抱負語る
2015年に最も活躍が期待される「ひつじ」といえばこの人、吉田羊だ。
2014年は「HERO」(フジテレビ系)の出演で注目を集めると、初のバラエティーレギュラーとなった「オモクリ監督」(フジ系)でMCを務め、志村けんのコント番組などにも出演。15年1月16日スタートのドラマ「ウロボロス」(TBS系)にもレギュラー出演する。芸能界の「“ひつじ”代表」を直撃した。
「HERO」以降、いただくお仕事の幅が広がりました。バラエティーとか(「おとなの週末」で)執筆のお仕事もやるようになって。劇団時代、脚本担当の子が「もちろん第三者の客観的な意見もほしいけど、命を削って書いているものを簡単に“ココいらない”と言われるとすごく腹が立つ」と言っていた気持ちが今、分かる気がします。そこいらないんだ、ふーん……みたいな(笑い)。でも、苦手意識のあるお仕事のオファーは自分が試されているということ。実際に意見を聞き入れるとその方が良かったりするので、またひとつ成長できているなと思います。
「コントをやってみたい」と言い続けていたのもその一環。NHKの「サラリーマンNEO」みたいな、ちゃんと芝居をして大真面目にやるコントが好きなんです。お笑いって呼吸と間合いが全てだから、面白い芸人さんってお芝居もうまい。「ナイト・コメディー となりのシムラ」(NHK)では、志村さんと原田泰造さんとのドライ(カメラを回さない状態での現場リハーサル)が始まった瞬間、「みんな昨日リハやった!?」っていうくらい完成されていた。