たけし、さんま、鶴瓶がメロメロ 吉田羊が持つ“多角的”魅力
【桧山珠美 あれもこれも言わせて】
女優・吉田羊が大活躍だ。ヤフーの検索ワードで「吉田」と入力すると、一番上が「吉田羊」でその次が「吉田松陰」。さらに「吉田羊 年齢」「吉田麻也」「吉田類」……と続く。
つまり、今、日本中でもっとも気になる「吉田」が吉田羊ということになる。広く知られるようになったのは、NHK朝ドラ「純と愛」あたりから。ホテルに勤務したヒロインの指導係、桐野富士子役で圧倒的な存在感を示した。
ヒロインとなにかと対立する敵役も、吉田が演じることで魅力的な人物になり、ヒロインを完全に食っていた。その後、キムタクの「HERO」(フジテレビ系)に出演し、今やドラマにCMにひっぱりだこ。
出演中の「ドS刑事」(日本テレビ系)でも、ヒロインを食っている。多部未華子演じるドSキャラ、黒井マヤの上司・白金不二子を演じているが、目線やしぐさが多部よりもよっぽどドS。多部のドSが目立たないったら、ありゃしない。
最近はバラエティーにも進出。進行を務める「オモクリ監督~O-Creator’s TV show~」(フジ系)では、初MCにもかかわらず、大御所ビートたけしにも臆することなく、平気でツッコミ、言いたいことを言い、笑って泣いて、感情出しまくり。これにはたけしもタジタジだった。