志村けんもホレ込んだクール女優・吉田羊の意外な“三の線”

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 人気ドラマ、バラエティーMCの次はコント番組だ。志村けん(64)のNHK初冠番組「ナイト・コメディー となりのシムラ」(12月16日放送スタート)に出演する吉田羊(年齢非公表)。ちょっとした日常のズレから生まれる大人の笑いを描く、ドキュメントドラマ仕立てのコント番組で、吉田の他に片平なぎさ(55)や田辺誠一(45)などが出演するという。

 吉田は一般的にはドラマ「HERO第2シリーズ」(フジテレビ系)でブレークしたとされるが、7年ほど前からドラマや映画でキーパーソンを演じ、NHK朝ドラは3作品に出演。「純と愛」では規律に厳しいホテルの指導係を演じた。大学時代に劇団を旗揚げし、地道に経験を積んできた“舞台畑”の女優。朝ドラ「瞳」を見ていた中井貴一(53)が三谷幸喜(53)に紹介したことがきっかけで三谷作品の常連になった。

 演じるのはクールな役が多いが、ブログやバラエティーの現場で見せるのはおちゃめな一面。それが志村の目に留まったのだろう。芸能リポーターの川内天子氏は言う。

「ドラマや映画では真面目だったりツンツンした役が多いですが、ブログを見ると、変顔写真を載せたり、写真にセリフを付けて遊んだり、意外に“三の線”を見せています。失敗が許されない舞台で度胸と演技力を磨いてきているので、コントをやっても志村さんや周りのアドリブにも臨機応変に対応できるはず。優香は『育てながら』というイメージだったでしょうが、吉田さんの場合は『一緒に質の高いコントを作る』という方向になるでしょう。その場合、あの端麗な容姿がより一層生きる。むしろ、志村さんがタジタジになるかもしれません」

 先月からは「オモクリ監督」(フジ系)でMCを務めている吉田。来年は「未年」。さらなる活躍は間違いないが、「未年」生まれではないので念のため。

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