永遠のYOUNG MAN 西城秀樹さんが急性心不全で死去…63歳
「YOUNG MAN」「傷だらけのローラ」などの大ヒットで知られる歌手の西城秀樹(本名・木本龍雄)さんがきのう(16日)午後11時53分、急性心不全のため死去した。
4月25日に家族と一緒にいるときに意識不明となり入院。昨夜遅くに横浜市内の病院で亡くなった。63歳だった。
西城さんは広島市出身で、1972年に「恋する季節」でデビュー。郷ひろみ、野口五郎とともに「新ご三家」と呼ばれた。トップアイドルとしてテレビドラマ「寺内貫太郎一家」や映画「愛と誠」など、ドラマや映画にも多数出演した。
2003年に韓国でのディナーショーの後で脳梗塞を発症。懸命のリハビリで芸能界に復帰し、その体験を基に「あきらめない 脳梗塞からの挑戦」を出版したが、11年に自宅で再発し、右半身にまひが残っていた。15年7月には日刊ゲンダイのコラム「愉快な病人たち」に登場。「(脳梗塞にかかって)知らなかった世界も広がりましたし、ヒデキ還暦! これからも歌い続けます」と明るく語っていた。
通夜は25日午後6時、告別式は26日午前11時から、東京・港区の青山葬儀所で営まれる。