脳梗塞
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夏の脳梗塞…後遺症を残さない血栓回収療法は時間との勝負
全国各地で気温40度前後の猛暑日が続いている。暑い夏は熱中症だけでなく脳梗塞のリスクも高くなる。2023年に発表された脳卒中データバンクの資料によると、一年のうち脳梗塞の症例数が最も多かったのは6~8月だと報告されている。一宮西病院...
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右半身だけでほふく前進して玄関へ…ツートン青木さん脳梗塞を語る
今も左半身にしびれが残って、月水金はリハビリ、火木土はマッサージの担当の方に来てもらっています。歩けるようにはなったけれど、たまに東京に出てくると、みんな足早で嫌になります。腰の曲がったおばあさんなら同じくらいのペースで歩けるかな、...
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寝起きの頭痛が続いたら…「脳腫瘍」のサインかもしれない 年間2万人が発症
日本人の4人に1人は頭痛を抱えている。中でも、一日中、頭全体が痛い、痛み止めを飲んでも改善しない場合には注意したほうがいい。「脳腫瘍」のサインかもしれない。「くどうちあき脳神経外科クリニック」院長の工藤千秋氏に聞いた。 ◇...
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医者が脳梗塞で失語症に…どんなリハビリで回復できるのか?
50代の男性医師、Cさんのお話です。 ある朝、起床してから、母親に贈るための“母の日カード”にメッセージを書こうとしました。しかし、「母の日おめでとうございます」と書くつもりが、文字がまったく浮かんできません。「母」の単語が...
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映画監督の河村光彦さん「脳梗塞」で救急搬送の一部始終を振り返る
じつはつい先日、転んで肋骨を折りまして、今はコルセット状態。いや、でも今日は喜んでやってきました(笑)。 脳梗塞が起きたのは11カ月前、忘れもしない4月13日。夕方から代官山で私が監督した映画「Life work of Ak...
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「これは治らんよ」と告げられ…春風亭昇々さん脳梗塞との苦闘
高座の枕(落語の本題に入る前の小噺)では、「実は脳梗塞になりました」と話しているんですけど、こうしてちゃんと取材していただくのは初めてです。 それは2022年9月のことでした。仙台で落語会がありまして、それがツアー最終日だっ...
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冬の「脳梗塞」の前兆と予防法 気が付かないと命取り…TIA発症が前触れに
脳梗塞は恐ろしい病気だ。突然発症して、命を奪うか、運よく生き延びても体の自由を奪う。リハビリに励んでも後遺症に苦しむ人は多い。脱水から血液が固まりやすい夏場に多いといわれるが、国立循環器病研究センターの調査によると、75歳超、中等症...
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うつ病などの精神疾患でもないのに…急に怒りっぽくなった人に潜む病気
人が変わったように急に怒りっぽくなった。そんな指摘を受けたことはないだろうか? たまたま忙しかったり、強いプレッシャーがかかっている状況であれば、短期的なストレスが原因かもしれない。しかし、そうした心当たりはなく、精神疾患もない。脳...
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脳梗塞を乗り越えたLE VELVETS佐賀龍彦さん「目覚めたら右半身がまったく動かない状態に…」
「放っておいたら破裂して、くも膜下出血を起こすかもしれないから手術しましょう」 そう言われて手術したら、「脳梗塞」になって右半身が動かなくなってしまいました。 始まりは数年前からひどい頭痛が月に2~3回起こるようになっ...
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あの日の記憶は断片的で…あべ静江さん突然の脳梗塞を振り返る
「脳梗塞」で緊急搬送されたのは今年3月でした。頭痛などの予兆もなく、自分ではどこにも異変を感じていなかったのに、マネジャーが「何かいつもと違う」と気づいてくれたことで大事に至らずに済みました。 あれはテレショップ番組の収録日で...
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ふらつき、めまい、息切れ…60歳以上は脳梗塞につながる心房細動を疑え
脳梗塞は、脳の血管が詰まって脳の血液の循環に障害をきたし、さまざまな症状を起こす病気だ。これからの季節、注意したい病気でもある。 国立循環器病研究センターが、2011年から15年までの5年間に入院治療を受けた脳梗塞患者296...
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人工甘味料で脳梗塞の危険がある 英国の医療雑誌が報告
カロリーがなく甘みが強い人工甘味料は、もともとは砂糖の代用品として開発されたものです。今ではダイエットの強い味方として、ジュースやお菓子など、多くの嗜好(しこう)品に広く使用されています。 砂糖の入っている普通のジュースを飲...
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血管の老化が原因だったはずが… 脳梗塞は若年層で増えている
脳梗塞は脳の血管が詰まって血液が流れなくなる病気で、重症では命に関わりますし、体が動かなくなるマヒなど、深刻な後遺症を残すこともあります。その原因の多くは血管が硬くなる動脈硬化で、そのため血管が老化する高齢者に多い病気と考えられてき...
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脳梗塞による左麻痺が起こった原因は隠れた膵臓がんだった
Bさん(58歳・男性)は、昨年の会社の健診で肝機能異常を指摘されたのですが、病院を受診していませんでした。以前、脂肪肝と言われたこともあり、きっとそのせいだろうと思っていたことに加え、コロナの流行が下火になってから受診したいと考えて...
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言葉で仕事をしてきた自分が…ナレーターの沼尾ひろ子さん脳梗塞と失語症を振り返る
脳梗塞になったのは2006年の初夏でした。生放送のレギュラー番組4本に加え、突発的な仕事もあってとても多忙だった頃です。 たまたま土日に休みが取れたので、久々に実家に顔を出そうと車で東京から栃木に向かったその道中で最初の異変...
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脳梗塞を予防する「左心耳」への処置が保険適用になった
今年4月、これまでわれわれが積み重ねてきた努力がひとつ実りました。心原性脳梗塞を予防するために心臓の左心耳を処置する「左心耳閉鎖術」が保険適用になったのです。 左心耳とは、心臓の左心房の上部にある袋状に突起した部分です。心臓...
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長嶋茂雄さんも心房細動による脳梗塞 予防に新たな選択肢
長嶋茂雄元巨人軍監督の脳梗塞の原因となったのが、不整脈の一種である心房細動だ。発症者の大半が高齢者で、80歳以上では日本人男性の20人に1人が該当するといわれている。2019年秋から治療の新たな選択肢が登場し、その最新データが発表さ...
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脳梗塞は病院選びが肝心 最新の血栓回収療法ができるかだ
脳梗塞は、脳の血管が何らかの原因で急に詰まる病気だ。発症したとき、予後を少しでもよくするために知っておくべきことは? 聖マリアンナ医科大学東横病院脳卒中センター長の植田敏浩医師に聞いた。 脳梗塞を起こしても、今は後遺症なく社...
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脳梗塞を疑うポイント3つ 1つでも突然起こればすぐ救急車
脳梗塞は、脳の血管が何らかの原因で詰まってその先に血液が届かなくなり、脳細胞が酸素などの不足で死んでしまう病気だ。歌手の西城秀樹さん(故人)がかかった病気としても知られる。今は治療技術が進化し、適切な対応が取れれば命が助かるばかりか...
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脳梗塞は野菜・果物、乳製品でリスク減 卵は脳出血を増やす?
食習慣と脳卒中の関連性は過去にも複数の研究データが報告されています。しかし、脳卒中といっても、脳の血管が詰まって発症する脳梗塞と、脳の血管が破れて発症する脳出血があり、両者の病態は大きく異なります。これまでに報告された研究の多くが、...
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脳梗塞の意外なサイン…年を重ねて「背」が縮んだら要注意
老親を見て「小さくなった」と感じることがあるだろう。その“変化”は、脳梗塞のリスクが高い状況かもしれない。 「高齢者で前かがみの姿勢になっている人は少なくありません。顔が下を向き、首の辺りから前かがみになっている場合は特に要注...
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ヒートショック対策3つ 湯船に入る際の声にも意外な効果が
冬場のお風呂はお父さんにとって天敵。厚労省によると、入浴中の心肺停止は年間1万9000件(13年度)。12月から2月にかけ5割が集中しており、ヒートショックが大きな原因とみられる。トイレや玄関先でのヒートショックを加えれば、おそらく...
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帯状疱疹で脳梗塞とアルツハイマーの発症リスクが高くなる
免疫力が下がっている時に起こりやすいのが、刺すような痛みや発疹が症状の帯状疱疹。年末年始の疲れを引きずっていたり、風邪をひきやすい今の季節、要注意だ。 この帯状疱疹が近年、さまざまな神経疾患に関連していることが分かってきてい...
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【脳梗塞】夏に多発 目に異常が表れたら躊躇せずに病院へ
脳梗塞は、脳の血管が血栓によって詰まる病気だ。寒さで血管が縮み、血圧が上がりがちな冬に多い印象があるが、猛暑の脳梗塞を侮ってはいけない。 脳梗塞患者およそ2万人を調べた脳卒中データバンクの資料によると、脳梗塞の発症は夏が最も...
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急性心筋梗塞や脳梗塞の死亡数が男性より少ないのはなぜだ
脂質異常症は大きく3種類。高LDLコレステロール血症(悪玉コレステロール値が高い)、低HDLコレステロール血症(善玉コレステロール値が低い)、高中性脂肪血症(中性脂肪値が高い)の3つです。 以前は高脂血症と呼ばれていましたが...
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スタレビ根本要さん語る脳梗塞で入院1週間 “偽装”の噂まで
「スターダスト☆レビュー根本要、脳血栓で入院」 そんなふうにネットニュースで報じられていることに、一番びっくりしたのはボクなんです(笑い)。「こんなに元気なのに、なぜ入院?」と思っていましたからね。発表は脳血栓でしたが、正しく...
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発症から5年以内が危険 脳卒中後は自殺リスクが10倍に
秋が深まってきた。気温が下がり、一日の寒暖差が大きくなると、脳卒中(脳梗塞、脳出血)リスクが高まってくる。脳卒中は、日本人の死因の第3位を占め、患者数が約118万人(2014年の厚労省患者調査)に達する怖い病気だ。命が助かっても後遺...
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検査による予後予測から「予防的手術」を実施するケースも
遺伝子、血液、画像といった検査が進化したことで、「将来的にどんな病気になりやすいかどうか」がわかるようになってきました。がんや認知症などがよく知られていますが、心臓疾患についても、検査で将来の発症リスクがある程度わかります。 ...
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収益に偏りがちになる製薬会社の立ち位置を考慮すべし
血圧を問題にするのは、それが脳卒中や心筋梗塞のリスクになるからです。「130は血圧高めです」というのも、少しでも多くの脳卒中や心筋梗塞を予防したいという面があります。そこに限れば、「テレビのコマーシャルもいいこと言っているじゃないか...