NHKネット常時同時配信で 苦境のローカル局が再編へ秒読み

公開日: 更新日:

 この4局のうちで最も減少幅が大きいのが長崎放送で、16億9800万円減の13億8600万円まで落ち込んだ。他にマイナスになったのは、熊本放送、大分放送、青森テレビ、チューリップテレビ(富山県)などTBS系が目立つ。ある民放関係者は「エリアの人口減と局の営業力格差が影響しています」とこう語る。

「エリア全体の売上規模を決定する最大の要因は人口です。平成新局のチューリップテレビを除けば、いずれも人口減少地区の老舗局です。もうひとつ、TBS系では、キー局が一括交渉する他の系列局と異なり、系列各局が広告会社やスポンサーと個別交渉で電波料の配分を決めています。個別交渉では局の営業力が問われますが、TBS系はお世辞にも営業力が強いと言えません」

 減少してもなお50億円前後の内部留保があれば、そう先行きを心配することはないかもしれない。ただ内部留保が10億円から20億円前後しかないローカル局は、不安を強めていることだろう。

 認定放送持株会社を活用した具体的な再編案を示そう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議