テレビ局が敬遠 芸能人の正月ハワイ取材は今年で見納めか
■井上公造氏とTBSのみ
芸能リポーターたちにとって、どこまでが取材で、どこまでがプライベートなのか。その境目があいまいなこともコンプライアンスを気にする上場企業のテレビ局にとって、ハワイ取材を躊躇させる遠因になっているようだ。
「例えば公造さんについて言えば、ワイキキの一等地に購入した高級コンドミニアムが2年前に完成しました。取材のためとはいえ、そこに行くための飛行機代を負担するのは経理上問題ないのかという議論もテレビ局内であったようです。現地で盛大なパーティーを開き、自分の誕生日を祝おうとする芸能リポーターもいますからね。正直、若手スタッフには今の時代、金銭的にも精神的にも、そんなことに付き合っている余裕はありません。『もう勘弁してください』というのが偽らざる気持ちです」(20代のワイドショースタッフ)
ちなみに、今年はハワイ取材に出向いたのは井上氏のほかにTBS1局のみという寂しい結果になった。もしかしたら来年は、いよいよゼロになるかもしれない。