阿佐ヶ谷姉妹のライフスタイルに学ぶこと “おひとりさま”同士の疑似家族のモデルケースに
「こんないい年して、こんなバカみたいにはしゃいでごめんなさいねって言いながら出てるから面白い」とマツコ・デラックスがテレビで評したのは阿佐ヶ谷姉妹。日テレ系「マツコ会議」で特集したほか、NHK月曜夜の「よるドラ」枠で、連続ドラマ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」にもなり、注目されている。
阿佐ヶ谷姉妹といっても、本物の姉妹ではなく、お笑いコンビだ。東京の阿佐谷にあるうなぎ屋を訪れた際、姉妹のように似ていることからあだ名につけられ、それをコンビ名にしたそう。メンバーの渡辺江里子(49)と木村美穂(47)はともに未婚で、これまで六畳一間のアパートで共に暮らし、今はお隣同士。一つ屋根の下で家族同然に暮らすふたりの関係や言動が癒やされる、なごむと人気なのである。
「お笑い養成所で知り合い、同じ夢を追うのですが、プロの条件である卒業公演の選考から漏れ、コールセンターや事務で食いつないでいた売れないタレント。同居も生活費の節約からはじめたようですけど、その暮らしをやりくりして、楽しんでいる。“おひとりさま”がそこここにいる東京で、新しい生活様式、疑似家族なんだけど家族の形として、見られているのかもしれませんね」と、芸能プロデューサーは言う。