「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に誹謗中傷のワケ…キーワードは95年入所なのか?

公開日: 更新日:

 平本代表によると、SNS上の誹謗中傷は日を追うごとに増えているといい、その件数は「数万」にも上るという。

「一番やっぱりひどいのは、『死ね』『生きる資格がない』『消えろ』というのは日常的に毎日のようにきます」(平本代表)

■新体制を発表する事務所は、当事者の会に対する誹謗中傷も止めるよう訴えるべき

 誹謗中傷する人たちは常軌を逸しているとしかいいようがないが、それにしても、なぜ、こうした声が増え続けているのか。背景には刻々と明らかになる被害状況があるようだ。芸能ライターはこう言う。

「週刊文春は9月28日号で、元ジャニーズJr.でV6の幻のメンバーである木村伸一氏(46)がジャニー氏から受けた性被害の生々しい状況を報じました。もちろん、この記事で、メジャーグループの名前が出たことはファンにとっては衝撃だったのですが、それ以上に関心が集まっていたのは、木村氏が1995年に事務所に入所していたということ。95年入所といえば、V6の岡田准一(42)、タッキー&翼の滝沢秀明(41・現TOBE社長)、今井翼(41)などメジャーな人ばかり。ファンにとっては『95年入所の被害者は木村氏だけだったのか』との疑問が思い浮んでしまい、『もう聞きたくない』となる一面もあるのでしょう。こうした複雑な思いや怒りをぶつける矛先が今、当事者の会になっているのでは」

 10月2日に新体制を発表するというジャニーズ事務所は、当事者の会に対する誹謗中傷についても即刻止めるよう呼びかけるべきではないか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造