コロナ後遺症を重症化させないために…絶対に守りたい3つのこと 発症から2カ月がカギ
重症化で寝たきりになってしまう人もいる。コロナ後遺症に至らない、たとえ後遺症が出ても重症化させないための方法は何か?
「絶対に守って欲しいことが3つあります」
【体がだるくなることは徹底して避ける】
「コロナの一部は『ME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)』に移行することが明らかになっています」
ME/CFSになると、強烈な全身倦怠感が続き、日常生活が著しく困難になる。要注意なのは「PEM」という症状で、近所への買い物や家族との喧嘩といったごく軽い労作やストレスの後、5~48時間で非常に強い倦怠感が出る。
「PEMを何度か繰り返すと、やがてME/CFSになる。PEMが出てきたら、少しの無理も禁物です。直ちに横になり休むようにしてください」
PEMが出ないようにするには、「これくらいであれば体がだるくならないだろう」といった課題(料理を作る、お風呂に入るなど非常に負荷が軽い課題)をつくり、2週間続ける。まだまだ余裕があったら、少し負荷を増やした課題を2週間。それでもだるくならなければ、また少し負荷を増やした課題を2週間。