子どもと一緒に料理する効果は?「算数、理科」の必要な知識が隠れている
段取りを考える力も自然と身につく
また、料理には「限られた時間内で何をどれだけつくれるのか」「予算をギリギリまで使って、どれだけおいしいものを提供できるのか」といった、“条件を整理しながら段取りを考える力”が身につく側面もあります。これも算数に不可欠の要素です。
ほかにも、「ホールケーキを6等分に切り分ける」「家具や家電を買うときに子どもと一緒に売り場へ行きサイズを測る」といった経験も大切です。ケーキが好きな子なら、自分の取り分が小さくならないように、頭を使って必死にカットしようとするでしょう。
中学入試では、算数だけでなく、理科でも「サケの切り身が、サケ全体のどの部位に当たるか」「料理後の野菜の状態とスーパーで販売されている加工前の野菜とを紐づける」など多様な出題がなされます。
月に2回くらい、買い物を含めた「料理デー」を設けて実践しながら楽しんでみるとよさそうですね。(おわり)
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