カナダの住宅の床下から子猫の鳴き声…生後4週間の黒猫を救助!
カナダで何らかの理由で住宅の床下に入り込んで出られなくなった子猫が救助され、安堵の声が上がっている。
ブリティッシュコロンビア州の動物愛護団体「BC動物虐待防止協会(SPCA)」に、同州サリーの住民から「4日ほど前から住んでいる家の床下で時々、子猫の鳴き声がする」という通報があった。
職員が駆けつけ、猫を助け出そうとあらゆる手だてを講じたが、建物の一部を壊さなければ不可能であることが分かった。
そこでサリー消防署に連絡し、隊員2人を派遣してもらった。そして大家の許可を得たうえで建物の外装の一部を切り取り、狭い床下から生後4週間の黒い子猫を救出した。弱っていたが回復するという。
子猫がなぜ、そんな場所に入り込んだのかは謎。その後の調べで、悲しいことに子猫の母親は数日前に車にひかれた可能性が高いという。
子猫には「ライオンの心」を意味する「レナ」という名前が付けられ、BC・SPCAは詳細を6月15日に公式サイトに掲載し、レナの里親を探している。