性行為は同意を取るのが当たり前の世の中にならないと。
とおっしゃっている。
じつは、あたしも知り合いの弁護士たちに、おなじような話を複数聞いている。
不同意性行為は絶対にあってはならないことだ。その絶対を広く周知させなくてはいけない。
けれど、人に罰を与える法を作るならば、様々な角度から、もっと議論は必要だったと思う。
大切なことは、絶対にしてはいけないということを周知すること。
罰という脅しができれば、それだけで不同意の性行為がなくなるかといえば、微妙である。
罰が怖いから同意を取らなくてはいけないのじゃなく、同意を取るのが当たり前の世の中にならないと。
結局、今回のことで当たり前のように世に広がったのは、被害者ポジションを取り「脅した者の方が強い」ということかも。それでは脅したりする不同意はいけないことと、真逆になってしまう。政治家の仕事が雑すぎるからこうなる。