著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

国民としては、裏金をなんに使ったのかまで追及して欲しいわけ。

公開日: 更新日:

『問題が起きた経緯、なんで裏金をつくることをやりだしたのか、なにが原因でそうなったのか。そういった部分の真相究明が一番大事なのに。そういった部分が一切なくて、表面の数字だけ出している』(岸博幸・慶応大学大学院教授)

 ◇  ◇  ◇

 これは18日の『サンデージャポン』に出演したときの岸さんの言葉だ。なにについて述べているかというと、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に対しての自民党の聞き取り調査の結果に対して。

 ほんとうにほんとだよ。20年以上も前からしていたともいわれている裏金作り。それが発覚し、国民は怒ったわけだ。で、それが悪いことであったというのは理解したわけでしょう? だから、「政府の信頼を取り戻したい」といって調査し出したわけでしょう?

 なんでどうしてっていう真相究明がキモじゃんか? んで、うちらとしては、そんなのさっさとクリアして、金をなんに使ったのかまで追及して欲しいわけ。

 自民党は神聖な選挙を金で汚した前科があるんだからね(河井夫婦)。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  2. 2

    フジテレビは株主総会に戦々恐々…宿敵ホリエモンら“くせ者”が日枝久氏ら経営陣に退陣要求も?

  3. 3

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  4. 4

    フジ港浩一社長から消えなかったバブル臭…伊豆温泉不倫旅行に麻布十番デート、女子大生ブームの仕掛け人

  5. 5

    大谷の「お荷物」にならないか…間もなく第一子誕生&二刀流再開のところに“同郷の後輩”

  1. 6

    “上納接待”疑惑でフジテレビ大激震…女子アナたちの怒りと困惑「#MeToo運動」に発展か?

  2. 7

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  3. 8

    死亡した元兵庫県議めぐる立花孝志氏の発言を県警本部長が完全否定&異例の言及…いよいよ“ガチ捜査”に突入か

  4. 9

    菊間千乃弁護士、堂々の「情報7days」出演にフジテレビへの忠誠心を感じたとする声が続々

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?