自民が裏金議員への聞き取り開始も…《泥棒が泥棒を調べてどうする》《口裏合わせでは》と総ツッコミ

公開日: 更新日:

「今国会でしっかりと議論ができるよう、党として考え方を取りまとめていく」

 2日に参院本会議で行われた、岸田文雄首相(66)の施政方針演説に対する各党代表質問。岸田首相は自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、政治資金規正法の改正も視野に入れて対応する方針を示した。

 同事件を巡っては、自民党はこの日から、裏金に関与したとみられる「二階派」(志師会)の議員らへの聞き取りを開始。森山裕総務会長(78)や渡海紀三朗(75)ら幹部6人が3チームに分かれ、「派閥から受け取った裏金の金額や使途」、「政治資金収支報告書に記載しなかった経緯」などを確認するという。対象者は二階派のほか、最大派閥だった「安倍派」(清和政策研究会)の所属議員ら約90人に及ぶ見通しだ。

■泥棒が泥棒を調べてどうするのか

 だがSNS上では《泥棒が泥棒を調べてどうするのか》《全く期待できない》といった冷ややかな投稿が少なくない。

 場合によっては、刑事告発も辞さないなどの強力な権限を持つ第三者員会などが調査しない限り、形だけのお手盛りに終わる可能性が高いからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース