萩生田光一氏の“子分”がまた…自民・今村洋史元議員のいわく付き「陣中見舞い」に地元大迷惑
極めてズサンだ。派閥パーティー裏金事件を受け、安倍派が政治資金収支報告書を訂正した際、キックバック分の支出先に事実上解散させられた政治団体が含まれていた。
問題の団体は「黎明の会」。次期衆院選で東京9区(練馬区西部)から出馬予定の今村洋史元衆院議員が代表を務める。2021~22年と2年続けて収支報告書を提出しなかったため、23年6月から政治資金規正法に基づき、解散団体とみなされ、寄付の受領や支出ができなくなっている。
安倍派は収支報告書を訂正し、22年分には日付「不明」で黎明の会にキックバック分220万円を支出したと記した。支出先にそもそも訂正すべき収支報告書がなければ、事実かどうか検証のしようがない。
規正法は政治団体に収支報告書を毎年提出することを義務づけ、故意に提出しなかった場合の法定刑は5年以下の禁錮または100万円以下の罰金。虚偽記載などと並び、重い罰則を科される。法律を守れない人物が国会議員になろうとは、虫がよすぎる。サッサと公認を取り消し、刑事罰を与えるべきだろう。
「今村氏は昨春の練馬区議選で複数の自民候補に陣中見舞いを渡し、受け取った側は『黎明の会』宛てに領収書を出したそうです。これが昨年6月以降だったらアウト。いわく付きの団体と知り、皆、迷惑顔のようです」(自民党関係者)