不動産業界 噂の現場
-
相次ぐ大規模再開発の見直し…日本も「コンパクトな都市づくり」の検討時期に
「つくりたくても、つくれない時代」が到来した。 建築費の高騰が、日本の主要な都市再開発計画を次々と見直しに追い込んでいるのだ。その勢いはとどまることを知らず、ある調査によれば、オフィスの建築費…
-
新築マンション市場の調整期で注目…常設型モデルルームで「バーチャル化」が加速する要因
首都圏の新築マンション市場は、2024年に大きな転換点を迎えたのかもしれない。不動産経済研究所の調査によると、供給戸数は前年比14.4%減の2万3003戸と、1973年以来の最少を記録。2000年の…
-
引っ越しシーズンで現場は混乱…「内見できない物件」問題に2つの要因
奇妙なことに、賃貸住宅市場では、存在するのに「見られない物件」が増えているという。ネット上には、入居者を募集中の物件は実際に豊富にあるものの、内見できる部屋は極めて少ないのだ。 都内の賃貸仲…
-
国交省は「物件情報の囲い込み」に規制強化も…不動産業界でより巧妙化する“裏金づくり”の手口
「なぜ今までこれが処分対象ではなかったのか」。世間からはそんな声も上がっている。 1月から国土交通省は「物件情報の囲い込み」を新たに処分の対象に加えた。「囲い込み」とは、売り主から物件を預かっ…
-
晴海フラッグでは逮捕者も…マンション内覧の“鍵問題”が業者の怠慢とはいえない複雑事情
東京都中央区の大規模マンション「晴海フラッグ」で、公共の柵に鍵の入ったキーボックスを設置したとして、都内の不動産会社代表が軽犯罪法違反の疑いで書類送検された。内覧のための鍵の受け渡し目的だったが、都…
-
北海道千歳市「ラピダス」狂騒曲…半導体製造メーカー進出で土地や平均家賃は2倍に!
半導体製造「ラピダス」の進出により、北海道千歳市の住宅市場が急激な変化に見舞われている。家賃は2倍以上に高騰し、空室は極端に少ない状態が続いている。 ■土地や平均家賃は2倍に 不動産情…
-
石破首相と賃貸業界団体の深い関係…就任1週間で面会した“唯一の民間人”とは
石破茂首相就任から1週間後の10月8日。総理のもとをひとりの男性が訪れた。全国賃貸住宅経営者政治連盟(ちんたい政連)の高橋誠一会長である。 「その日の総理は政権移行に加え、解散総選挙に向けた準…
-
「晴海フラッグ」分譲完了でタワマンバブル狂騒の舞台は中古購入へ
「腹立つ、ほんと。年寄りが下町の一等地で庭いじりなんかして。あの土地にマンション建てりゃ、うちらくらいの世代が30世帯は住めるのに」 マンション探し中の37歳の男性は、通勤途中にある古びた平屋…