上達にはPDCAサイクルを回すことが必要
先週の国内女子サントリーレディスオープンでは、初日から首位をキープした成田美寿々が通算16アンダーで逃げ切り優勝。初日から首位の座を譲らない、いわゆる「ワイヤ・トゥ・ワイヤ」で今季2勝目を挙げ、全英女子オープンの出場権も手に入れた。
成田といえばパワフルなスイングに定評があるが、彼女は大の練習器具マニアでもある。練習時はいろんな器具を積極的に使い、スイングチェックに余念がない。
単にボールを打つだけでなく、いろんな制約を自分に課しながら練習している。
では、我々アマチュアはどんな練習器具を使えば、スイングが良くなってスコアアップを狙っていけるのか?
練習器具を使うことも大事だが、実は、その前にチェックすべきことがある。それは練習の取り組み方で、PDCAサイクルを回すことだ。経済評論家の勝間和代さんは、こう説明する。
「PDCAサイクルとは、事業活動における生産管理を円滑に進める手法のひとつです。Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)。この4段階を繰り返すことで、業務が継続的に改善されます」