シャフトが反り曲がった練習クラブはアマチュアに大いに役立つ
先週の男子ツアー、日本プロゴルフ選手権はレフティーのアダム・ブランド(豪州)が、2位に3打差をつけて日本ツアー初優勝をメジャーで飾った。レフティーが国内ツアーを制したのは羽川豊以来、なんと24年ぶりのことである。
ボクは大会2日目に現地観戦したが、一番時間を割いたのはドライビングレンジ。コースよりも練習場の方が、多くの選手のスイングを間近で観察できるし、どんな練習器具を使っているのかもチェックできるからだ。
本題に入ろう。
最近は練習器具を使う選手が増えてきたが、ボクが注目したのは、アメリカ発のシャフトが大きく反り曲がっている練習クラブだ。「DSTコンプレッサー」と呼ばれるモノで、グリップよりもヘッドが後ろに位置するようにシャフトが大きく反り曲がっている。
見た目はなんとも奇抜な形状であるが、これは非常に理にかなっている。
シャフトが反り曲がっているのでいや応なしにハンドファーストに構えなくてはいけないし、ハンドファーストな状態でインパクトを迎えないとボールを打てない。