デーブ監督が明かした2年目左腕・松井裕樹の“特殊能力”
【橋本清の取りたて直送便「本音を聞きたい」】
監督のデーブさんによると、松井裕樹投手(19)は極めて特殊な「自律神経」の持ち主だといいます。
「去年、以前から親交のある順天堂大学の先生に松井裕の血流検査をしてもらったんだけど、その結果が面白かった。あいつ、副交感神経が優位な自律神経の持ち主だったんだよ。完全にストッパー向き。先生からも太鼓判を押されたんだ」
少々、補足を。人間の自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があって、ストレスを感じたり緊張状態になると交感神経が優位になり、逆にリラックス状態のときに優位になるのが副交感神経。普通はこの2つがバランスよく働くそうですが、松井裕の自律神経は常に平常心をつかさどる副交感神経が優位の状態にある。つまり、緊張を感じにくいタイプだというのです。
これが、高卒2年目左腕を抑えに大抜擢した理由の一つだとデーブさんは言います。
■松井裕には「今はまだ内緒」新球が
結果的にこの配置転換は大成功でした。