「WBCは来年で最後」 米報道に込められた日本への“脅し”

公開日: 更新日:

 米メディアが「WBCは来年で最後」と騒いでいる。

 米CBSスポーツ(電子版)が「WBCはおそらく来年が最後」の見出しを掲げれば、米ヤフースポーツもWBC消滅の可能性を報じた。ある記者のツイートがきっかけとはいえ、雪崩を打ったようにWBCがなくなるという報道が米メディアを賑わせているのだ。

 米国内での盛り上がり方がいまひとつで、思ったような収益が上がらないのが「来年で最後」の理由だという。

 WBCの開催時期はメジャーのスプリングトレーニングと重なる。米メディアやファンの関心事はもっぱら各球団の新戦力や仕上がりぶりで、報道もスプリングトレーニング中心。WBCの報道はスペースの片隅に追いやられている。WBCの米国代表にしても野手はともかく、主力投手の出場に関しては各球団が開幕後に備えて暗にブレーキをかける。

 過去3回の大会中、優勝は日本が2回、ドミニカ共和国が1回。ベストメンバーを組めない米国代表が日本をはじめとするアジアや中南米諸国の後塵を拝するわけで、米国内で盛り上がりに欠けるのは当然かもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議