大谷“サイン盗み”疑心暗鬼は今季も アストロズは主力健在

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(25)は今季、疑心暗鬼のマウンドを強いられそうだ。

 サイン盗みをしていたアストロズの監督、GMはその責任を問われて解任されたが、肝心の選手は残っているからだ。全米の批判を浴びたアストロズは、開幕後も疑惑の目を向けられるだろうし、それでものぞきをやるとは考えにくい。

 しかし、対戦相手が不信感を抱くのは当然。大谷はアストロズ戦に登板する際には、相手ベンチや外野スタンドにまで気を配るに違いない。同地区のライバルとの対戦では余計な神経を使うのは必至だが、それも今季限りの辛抱だ。

■今オフ主力がFA

 今季終了後、アストロズの主力打者はFAになる。リードオフマンで、昨季39本塁打のスプリンガー、出塁率が高く(昨季・383)、守備シフトの逆を突く打撃に定評のあるブラントリーに加え、昨季104打点のグリエル、同14本塁打のレディックのレギュラー4人がチームを離れるとみられる。中でもスプリンガー、グリエルの2人はサイン盗みの恩恵を受けていたといわれるだけに、昨季まで痛い目に遭わされてきた同地区のライバル球団にとっては朗報である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…