MLBサイン盗み疑惑捜査終了…田中将大の“死球制裁”あるか

公開日: 更新日:

 大リーグでもコロナ関連の話題で埋め尽くされる中、MLBから重要な発表があった。

 レッドソックスによる2018年シーズンのサイン盗み疑惑に関する調査が終了。結果はMLBが活動を再開した後、発表されるというのだ。マンフレッド・コミッショナーはサイン盗み騒動をこれ以上拡大させたくない意向なので、シロと判定される可能性が高い。仮に、レ軍に有利なものになった場合は、被害を受けた選手や地元ファンによる球団に対する「損害賠償訴訟」と、相手チームの投手による「死球制裁」が頻発するだろう。

 なぜなら、アストロズのサイン盗みスキャンダルでは、この2つが立て続けに発生しているからだ。

 ア軍に対する損害賠償訴訟はすでに2件起きている。ひとつは元ロッテのマイク・ボルシンガーが起こしたもの。

 訴訟の内容は「自分はアストロズがサイン盗みをした試合で大量失点したため、それがもとでメジャー失格の烙印を押された。それがなければメジャーでのキャリアを継続し、3100万ドル(34億円)稼いでいたはずなので、自分の指定するチャリティーに支払え」というもの。チャリティーに指定したのは、不正の代償を社会正義のために吐き出させるのが目的だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  5. 5

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  2. 7

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 8

    芳根京子《昭和新婚ラブコメ》はトップクラスの高評価!「話題性」「考察」なしの“スローなドラマ”が人気の背景

  4. 9

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 10

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ