エ軍大谷 サイン盗みのアストロズ戦はとばっちりに要注意
今季、投打の二刀流復活を目指すエンゼルス・大谷翔平(25)が順調だ。
キャンプ中のフリー打撃では場外弾を叩き込むなど、打つ方で仕上がりの良さを披露している。
大谷は22日(日本時間23日)のロイヤルズとのオープン戦初戦に出場する見込み。昨年9月に手術を受けた左膝に問題がなければ、3月26日(同27日)のアストロズとの開幕スタメンに名を連ねるとみられる。まずは打者で先行復帰するが、開幕カードの打席では十分な注意が必要だ。アストロズ投手陣による厳しい内角攻めにさらされる可能性もあるからだ。
一連のア軍のサイン盗みに対する他球団の選手、監督からの非難の声は、いまだにやまないどころか、日増しに強くなるばかり。2017年のワールドシリーズで敗れたドジャース投手陣は報復死球も辞さない構えを見せるなど、不穏な空気が漂っている。大谷のチームメートで左腕ヒーニーは報復死球こそ口にしなかったものの、「(ベーカー監督の)謝罪は到底、受け入れられるものではない。ヤツらには最低の気分を味わってほしいね」と不快感をあらわにしている。