エンゼルス大谷翔平 記者会見のグダグダ質問にも「神対応」でファン魅了
米大リーグで投打の「二刀流」で活躍し、ア・リーグ最優秀選手(MVP)の最終候補に入っているエンゼルスの大谷翔平選手(27)が15日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し、オフの表彰ラッシュに「ありがたいこと。今年やってきたことを評価してもらえるのはうれしい」と柔らかな表情で語った。
メジャー4年目の今季、打者としてリーグ3位の46本塁打、投手として9勝(2敗)をマークした大谷。この日の会見は、グレーのスーツに白のワイシャツ、ストライプの入った黒のネクタイ姿で、日本の野球ファンもNHKなどの生中継にクギ付けになったようだ。
ネット上でも<たくましくなった><受け答えがメジャーリーガー>と称賛する声が溢れていたのだが、その一方で<グダグダな質問だな>と不評を買っていたのが、会見での記者らの質問だった。
ファンとしては、二刀流として好成績を残すことができた要因は何か。昨年までと今シーズンの違いは何だったのか。日米で注目されている自身の「移籍」や「残留」、チームの補強に対する考え方などを聞きたいだろう。
ところが、会見では野球とはあまり関係のない質問も飛び出し、極めつきは「税金」に関する質問だったからア然呆然。もっとも、そうした質問に対しても、「そうですね」と真面目に対応していた大谷。ネット上でも<嫌な顔一つしない。神対応だ>との声が溢れ、ファンを魅了していた。