古江彩佳の心身スタミナはメジャー級! 今季国内初戦での“いきなり優勝”に視界良好
休んでいるのはもったいないということか。
米女子ツアーは2週間お休み。渋野日向子(24)はみっちり練習するそうだが、こちらは違う。
先週のHSBC女子世界選手権で3位タイと大健闘した古江彩佳(22)は帰国し、今季国内初戦となる9日開幕の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」(高知・土佐CC)に出場する。
古江は153センチと小柄だが、体が強く、疲れ知らずで有名だ。米女子ツアー1年目の昨季も10月9日にメディヒール選手権(カリフォルニア州)が終わると、5日後には所属先が主催する富士通女子ゴルフに出場。最終日18番で5メートルのバーディーパットを沈め、15アンダーで並んでいた岩井明愛(20)を振り切り連覇を達成。8連戦の疲れや時差ボケもまったく関係なかった。
「強いのは身体だけではありません」と、ツアー関係者がこう語る。
「一昨年の富士通女子は、雨によるコースコンディション不良のため最終日は競技中止となった。2日目終了時に通算12アンダーの首位で並ぶ、古江と勝みなみが16、17、18番の3ホールをストロークプレーで戦うプレーオフとなり、古江が1アンダーで勝った。ホステスプロはどうしてもいいところを見せようと力が入り、好成績を出せないケースが多い。ゴルフで緊張したことがないと公言するだけのことはある」