昨季33戦未勝利の原英莉花に復活気配も…師匠ジャンボの懸念とメンタルの課題
【ダイキンオーキッドレディス】第2日
「今年はツアーを盛り上げてくれそうな予感がしますね」
ツアー関係者がこう言うのは原英莉花(24)のことだ。前日の1オーバー31位から、通算1アンダー17位まで順位をあげた。週末は、通算9アンダーで首位を走る渡邉彩香(29)の背中を追う。
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2018年にプロテストに合格。畑岡奈紗や渋野日向子、勝みなみらと同じ黄金世代の一人で、19年にツアー初優勝を遂げると、翌20年は公式競技の日本女子オープンとツアーチャンピオンシップのタイトルを手にし、高校時代から師事する尾崎将司を驚かせた。
21年も1勝を挙げ、順調に勝星を積み重ねると思われたが、昨年は「オフに手術も考えた」という持病の腰痛に苦しみ、国内33試合に出場し未勝利。ツアー5勝で海外メジャーのエビアン選手権(3位)でも優勝を争った妹弟子の西郷真央(21)の活躍にも圧倒された。