“100のセオリーとプレー”…甲子園で勝ち切るために繰り返した守備と走塁練習を公開
「こんなプレーは教わっていません」
私の信念は、選手たちにこう言われないようにすることだ。だから、実戦で起こりうる、ありとあらゆることを想定して練習する。100試合に1回しか起こらないようなものも含めて100近いプレーやセオリーを、2018年から3年間、臨時コーチを務めた山梨学院の選手と吉田洸二監督の長男・健人部長に授けた。
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山梨学院では日々、こんな練習をやっている。前回に続き守備編だ。
無死もしくは1死一、三塁の守備で、バックネット近くにファウルフライが飛び、捕手が捕球した場合。もし一塁走者がタッチアップしたらどう対処すればいいか。