パリ五輪最終予選でまだまだ続く大岩監督の憂鬱…絶不調エース細谷真大は中国戦でも無得点
細谷の状態の悪さは深刻
「しかし、初戦の格下べトナム戦の先発に抜擢されながら低調パフォーマンスに終始。前半45分でベンチ送りとなった。次の出番は、準々決勝で対戦したイランに逆転ゴールを許した直後の後半アディショナルタイムでしたが、一回もボールに触れられずに試合終了。ベスト8敗退の屈辱をピッチ上で味わい、心身ともにダウンしてしまったのです。今季J開幕前のJ2千葉とのカップ戦(2月18日)でシュート0本に終わり、1週間後のJ1開幕・京都戦ではPKを外して試合はドロー決着。結局、公式戦8試合連続無得点の絶不調状態で8日にカタール入りした。そして迎えた大事な予選初戦ではシュートの一本も打てず、細谷らしさの片鱗も見せられなかった。状態の悪さは深刻です」(前出の関係者)
アジアに与えられた出場枠は3.5。アジア杯の1次リーグは16チームが4組に分かれ、各組2位までが準々決勝に進出し、決勝進出国と3位決定戦勝利国がパリ行きの切符を手にする。
大岩ジャパンは現地19日(日本時間20日0時30分キックオフ)にUAEと対戦。22日にライバル韓国と激突する。
難敵との対戦を控えて指揮官の憂鬱は、まだまだ続いていく──。