世耕弘成
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萩生田政調会長の訪台で自民党内“亀裂”の舞台裏…「台湾有事は安倍派有事」だったのか
日本と中華民国(台湾)の断交50周年を記念して11日、台北で今後の日台関係を探求するシンポジウムが開かれた。日本側を代表して自民党政調会長・萩生田光一が基調報告を行い「『台湾有事は日本有事』との安倍元首相の言葉の正しさを証明した」と...
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防衛費GDP比2%なら国民負担「1人4万円」…批判噴出必至の増税を岸田首相は強行するのか?
どうやって財源を捻出するのか。これは“岸田降ろし”につながる可能性もあるのではないか──。岸田首相は28日、防衛費を2027年度に国内総生産(GDP)比2%に増額するよう関係閣僚に指示した。岸田首相が防衛費の具体的な水準を明言するの...
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世耕参院幹事長の鞍替えを阻む「二階俊博の壁」…和歌山知事選圧勝で“紀州戦争”が本格化
自民党内では非主流派の二階元幹事長が存在感を高めている。 27日に投開票された和歌山県知事選で国民民主党の衆院議員だった岸本周平氏が圧勝。万歳する岸本氏の傍らに寄り添っていたのが二階氏だ。 「当初、自民党県連は世耕参院...
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安倍派新会長めぐる争いは露骨に…世耕参院幹事長「官邸はダメ」言い放ち幹事会に戦慄
「ちょっと、やりすぎじゃないか」──。安倍元首相が亡くなってから4カ月たっても新会長が決まらない安倍派。新会長の座をめぐる争いは露骨になりはじめている。 17日に開かれた派閥幹事会は一瞬、場が凍ったという。 安倍派も他...
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自民・世耕参院幹事長の呆れた変節ぶり「賛同議員は一人もいない」から「サインするレベル」のなぜ
旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の友好団体が国政選挙で自民党国会議員に事実上の「政策協定」となる推薦確認書への署名を求めていた問題をめぐり、自民党の世耕弘成参院幹事長がBS番組で語った発言が注目を集めている。 自民党国...
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“自民党のドン”二階幹事長に「政界引退説」! 三男に選挙地盤継承か
大島理森衆議院議長(74)、伊吹文明元衆議院議長(83)、竹下亘元総務会長(74)……と、自民党大物議員の政界引退表明が相次いでいる。衆院議員の任期は10月21日まで。残りあと2カ月だ。解散総選挙の時期が絞られ、このタイミングなら意...
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損しても責任不問「後は野となれ、山となれ」の危険な遊び
官民ファンドはアベノミクスの目玉政策。今は14もあるが、どのファンドもボロボロで、失敗に終わるのがほぼ確実だ。どうしてそうなるのか。官と民の比較をしてみるとおのずと明らかになる。 まず、民間には資金が余っている。最近では、優...
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究極の“焼け太り策” JIC設立の裏に経産省の利権拡大狙い
今回の騒動の発端は、JIC(産業革新投資機構)の高額報酬だということになっているが、実は、もっと根深い問題がある。 JICの前身のINCJ(産業革新機構)という官民ファンドができたのは2009年。存続期間は24年度までの15...
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11万円“自主返納” 世耕大臣「小責認めて大責回避」の狡猾
官民ファンド「JIC」(産業革新投資機構)をめぐるごたごたでマスコミは大騒ぎだ。経産省は、JIC田中正明社長らに1億円超の高額報酬を約束したのに、それがマスコミに批判されると、手のひら返しでJICに報酬減額を迫ったため、怒った田中社...
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JIC騒動で露呈…官民ファンドは血税しゃぶる“天下り集団”
空中分解必至の官民ファンド「産業革新投資機構(JIC)」。社外取締役を辞任した星岳雄・米スタンフォード大教授は「ゾンビ企業の救済機関になろうとしている」とJICの姿勢を批判していたが、この通りであれば、役員の高額報酬以上に大問題だ。...