ウラジーミル・プーチン
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ロシア国営放送で“決死の「NO WAR」”掲げた女性は今…ロシアの未来をどう見ているのか?
〈NO WAR 戦争をやめろ。プロパガンダを信じるな〉〈ロシア人は戦争に反対だ〉──。2022年3月14日、そう大書されたポスターを掲げ、ロシア国営「第1チャンネル」の報道番組に乱入した女性職員を覚えているだろうか。プーチン大統領がひ...
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5期目の“皇帝”プーチンの焦燥…盟友ショイグ国防相更迭、体制一新の背後に習近平の影
「21世紀のロシア皇帝」と呼ばれるプーチン大統領が不穏な動きを強めている。通算5期目に突入以降、妙に性急なのだ。ウクライナ北東部のハルキウを再び猛攻し、新たに複数の集落を制圧。内閣改造で盟友を隠居させるなど、新体制を敷いた。気分一新で...
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ロシアのウクライナ侵攻後の安倍元首相の発言 完全否定で「より強い力」が日本を覆った
何か事件が発生した際、その時には重要性に気づかないが、後々検証すると歴史上、極めて重要な意味を持つものがある。 昨年2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻した。そして、同27日にフジテレビ系の「日曜報道」で、安倍晋三元首相は...
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悪夢と暗転の2023年を庶民が生き抜く知恵と覚悟(中)
防衛費拡大に突っ走っている岸田政権。事実上、仮想敵国に定めているのが中国だ。安保関連3文書でも、中国のことを「挑戦」「脅威」と、ハッキリと指摘している。 2023年、岸田自民党が中国の脅威を煽るのは間違いない。すでに自民党の...
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ゴルビーにありプーチンにないもの 「終身大統領」は幸せか?
「存在しない国」。モスクワ中心部にこんな珍しい名前のレストランがある。向かいの歴史的建造物で9月3日、大政治家の葬儀が営まれ、棺が墓地へ出発した。8月30日に死去したゴルバチョフ元ソ連大統領。ロシアのプーチン大統領は参列せず、彼の言う...
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緊迫ウクライナ プーチンにしてみりゃ赤子だった安倍元首相
一気に緊張が高まってきた。ウクライナ情勢を巡り、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は11日、ロシア軍の侵攻が「(北京冬季)五輪の期間中にも始まる可能性がある」と指摘。空爆とミサイル攻撃で始まり、地上軍の大規模な猛攻が続く──...
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ウクライナめぐり米欧ロが協議開始も…日本の防衛当局は「4月有事」にピリピリ
国際情勢がいかにもキナ臭い。ロシア軍の増強で緊張が高まるウクライナ情勢をめぐり、米欧とロシアによる高官協議が始まったが、溝は深まる一方だ。対米関係の悪化でロシアとの連帯を強める中国の動向もリンクし、日本の防衛当局もピリピリ。「4月有...
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安倍前首相がぶち壊し 北方領土の返還可能性はほぼゼロだ
ロシア大統領のプーチンが「ロシアの基本法(憲法)に反することは一切行わない」と発言。ロシアでは昨年7月の憲法改正で領土の割譲を禁じる条項が新設されている。これについて、いくつかのメディアが「北方領土の引き渡しを否定した可能性がある」...
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米国混乱ほくそ笑む 露・中・イスラム過激派に“漁夫の利”
バイデン前副大統領が勝利を宣言しても、米大統領選は今なお混迷状態だ。「破産」や「逮捕・収監」に怯え、負けを認めないトランプ大統領の悪あがきのせいで米国内は分断。一触即発の内乱にほくそ笑み、裏で操っているかのような指導者の動きも目立つ...
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親衛隊の“安倍ロス”は深刻 1年後にまさかの再々登板待望論
突然の退陣表明で、親衛隊の「安倍ロス」は深刻なようだ。 応援団で知られるジャーナリストの櫻井よしこ氏は、3日発売の「週刊新潮」で「本当に残念なことだ」と嘆き、「激動の国際社会で日本のみならず世界の道しるべとして安倍首相の視点...
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“外交のアベ”撃沈 プーチン「4島渡さない」で領土交渉終止
「われわれの世代で解決する」と安倍首相が息巻いた北方領土返還交渉が完全にピリオドだ。ロシアのプーチン大統領が国営テレビのインタビューで、日本への引き渡しをハッキリと拒否。大阪G20サミットで平和条約締結で大筋合意する青写真はとうに消え...
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北方領土での共同経済活動 日本がつかまされた“残りカス”
いつまで“外交の安倍”の幻想を振りまくつもりなのか。自民党は参院選公約のトップに「外交・防衛」を掲げ、「力強い外交・防衛で、国益を守る」とうたっているが、7年に迫ろうとする安倍政治で国益はむしろ失われる一方だ。ロシアとの平和条約締結...
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米ロINF条約破棄で現実味 日本が“新冷戦”の主戦場になる日
米国に続き、2日にロシアも離脱を表明した「INF(中距離核戦力)全廃条約」。正式失効は180日後だが、条約のタガが外れることで、米ロに中国を加えた大国の核ミサイル開発競争が一気に加速するのは間違いない。 「シンゾー、中距離ミサ...
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安倍首相“暴走発言”にロシア激怒…北方領土交渉打つ手なし
安倍首相のムキ出しの“やっている感”に、ロシアのプーチン政権が激怒だ。日本の駐ロ大使が、ロシア外務省に呼び出され、猛抗議を食らった。怒りの導火線は、北方領土交渉を巡る4日の安倍首相の年頭会見など。夏の参院選に向け、「交渉前進」で人気...
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日ロ交渉ギブアップ…プーチンの翻弄に安倍首相“弱気発言”
早くもギブアップか。今月21日に予定されている25回目の日ロ首脳会談を前に、安倍首相が弱音を吐いている。 安倍首相は先月30日、ラジオ日本の番組に登場。北方領土交渉について、「今、残念ながら4島には日本の島民が住んでいない。...
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平和条約交渉で好戦姿勢あらわ プーチン大統領“真の狙い”
安倍首相の呼び掛けで2年前に始まった北方領土返還交渉は、ロシアのプーチン大統領から平和条約締結交渉にすり替えられ、年明けに本格化する。実務担当の河野外相が訪ロし、1月14日にラブロフ外相と協議。その後、安倍首相もモスクワ入りし、同2...
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河野外相で交渉大丈夫か? プーチンの切り札に“答弁不能”
連日しどろもどろの桜田五輪相に比肩する“答弁不能”大臣がいる。河野外相だ。 3日、国民民主の前原誠司元外相が衆院沖縄・北方特別委員会で、日ロの平和条約交渉について河野外相を追及。北方4島を巡る領土問題の存在を確認した1991...