習近平
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注目すべきは米大統領選より中国・習主席の動き…仏やロシアの大統領と会談も
中国の習近平国家主席は国賓としてフランス、セルビア、ハンガリーの欧州3カ国を歴訪(5月5~10日)し、「一帯一路」などを議論した。 6日にマクロン仏大統領とも会談。習氏は、2024年に国交樹立60周年を迎えた歩みを評価し、双...
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5期目の“皇帝”プーチンの焦燥…盟友ショイグ国防相更迭、体制一新の背後に習近平の影
「21世紀のロシア皇帝」と呼ばれるプーチン大統領が不穏な動きを強めている。通算5期目に突入以降、妙に性急なのだ。ウクライナ北東部のハルキウを再び猛攻し、新たに複数の集落を制圧。内閣改造で盟友を隠居させるなど、新体制を敷いた。気分一新で...
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1年ぶりの米中首脳会談…軍同士の対話再開で合意、緊張緩和に前向き姿勢
バイデン米大統領と中国の習近平国家主席は15日、米カリフォルニア州サンフランシスコ近郊で会談した。直接会談は昨年11月のインドネシア・バリ島以来で1年ぶり。 台湾問題や南シナ海などを巡って緊張が高まる中、軍同士の対話再開で合...
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歴史の分岐点になりそうな「6月15日」プーチン大統領は習主席に70歳の誕生日祝う電報を…
ウクライナは大規模反攻に際して、砲弾などが不足していると伝わる。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は6月15日、日本が米国への砲弾提供を検討していると報じた。 WSJが関係者の話を引用して伝えたところによると日本は...
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米中関係模索でも蚊帳の外 支持率急落、岸田政権の凋落はまだ序の口
案の定の展開だ。もともと大したことがなかった岸田首相の求心力がみるみる衰えている。マスコミ各社の世論調査の数字はボロボロだ。 毎日新聞の調査(17、18日実施)では、5月と比べて内閣支持率は12ポイント減の33%に下落。不支...
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ダム爆破でウクライナの反転攻勢本格化 中国・習近平の「仲介案」は宙に浮いてしまった
ロシア軍の占領下にあるウクライナ南部ヘルソン州のダム爆破は和平機運をまたもブチ壊し、事態の泥沼化を加速させることになりそうだ。侵攻開始以降の民間インフラ被害としては最悪で、深刻な環境汚染も懸念される。 ■ダム破壊で4万人超避難...
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習近平主席にかき消された岸田首相のキーウ電撃訪問 国際社会は中ロ首脳会談に熱視線の“持ってない感”
岸田首相の抑えられない高揚感とは裏腹の展開だ。外遊先のインドからウクライナ入りし、悲願のキーウ訪問を実現。23日は帰国早々イベントが目白押しだが、日本列島は侍ジャパン熱に侵され、電撃訪問の達成はかすんでしまっている。海外の熱視線も中...
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習近平主席が3期目突入…強まる中国の覇権主義に日米欧は“中逃印向”経済へまっしぐら
先週10日、中国で国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が開催され、習近平国家主席の3選が決まりました。予想されたこととはいえ、3期目入りは異例です。 覇権主義的な色合いはますます強くなり、ビジネス面から考えても一層やっか...
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「プーチンの戦争」をこじらせる“独裁者トリオ”一体化の不気味…サミット延期の可能性も
ロシア、中国、ベラルーシ──。米国のバイデン大統領が忌み嫌う専制国家のトップが策謀を巡らせている。無論、ウクライナ情勢をにらんでのことだ。孤立するプーチン大統領を習近平国家主席が支援する動きに欧米が警戒を強める一方、習近平国家主席の...
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G7広島サミットが中国に潰される? 開催前に習近平が訪ロ、ウクライナとの停戦画策
ロシアによる無謀なウクライナ侵攻開始から1年が経過したが、終戦に向けた出口は見えない。泥沼化の中、孤立を深めるプーチン大統領が頼みにするのが、中国の習近平国家主席だ。プーチンからモスクワ訪問を熱烈要請されている習近平は、3月上旬の全...
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ウクライナ侵攻から1年…「勝利」を約束しないプーチン大統領の危うい精神状態
「プーチンの戦争」が火蓋を切ってから24日でとうとう1年となった。ウクライナの首都キーウを3日間で攻略し、全土を3週間で掌握する作戦は大失敗。戦闘が泥沼化する中、際立つのが、ロシアのプーチン大統領の精神状態の危うさだ。戦死した兵士の母...
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米軍に偵察気球撃墜され中国猛反発!対抗措置で米国債投げ売りなら日本の年金が危ない
中国の偵察気球が米国本土上空を飛来した問題をめぐり、米中対立が激化している。米国は「主権侵害」と中国を激しく非難。米軍は4日午後、南部サウスカロライナ州沖で戦闘機からミサイルを発射し、気球を撃墜した。「民間の気象研究用」と主張する中...
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習近平主席が握る日本経済の行方…世界銀行も中国経済が世界に貢献すると予測
昨年10月、バイデン米政権は、半導体製造装置の対中輸出規制の適用対象を大幅に拡大する一連の包括的な措置を発表した。これには米国の半導体製造装置を使って世界各地で製造された特定の半導体チップを中国が入手できないようにする措置が含まれた...
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岸田政権は中国の「ビザ発給停止」にお手上げ…ズブズブ依存の足元見られて“倍返し”をくらう
岸田政権の「虚勢」が見透かされている。中国による日本人へのビザ発給停止をめぐり、松野官房長官は11日、「一方的な措置で極めて遺憾」と抗議。新型コロナ感染が中国で急拡大していることを踏まえ、日本政府が水際対策を強化したことに対し、中国...
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悪夢と暗転の2023年を庶民が生き抜く知恵と覚悟(中)
防衛費拡大に突っ走っている岸田政権。事実上、仮想敵国に定めているのが中国だ。安保関連3文書でも、中国のことを「挑戦」「脅威」と、ハッキリと指摘している。 2023年、岸田自民党が中国の脅威を煽るのは間違いない。すでに自民党の...
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「中国とサウジの急接近」欧米諸国が懸念、これから原油は「壊滅的に」上昇するのか
ロシアのプーチン大統領は先週9日、西側諸国が合意したロシア産原油の取引価格の上限に従う国に対する供給を拒否、産油量を削減する可能性があるとし、「大統領令で具体的な措置を示す」と述べた。その結果、世界的な原油産業が崩壊し、その後「壊滅...
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「技術戦争」で米国は抑え込めるか 研究開発は中国が量質の両面でトップに
ソ連の崩壊後、世界は米国の一極支配となった。 アリソン・ハーバード大学ケネディ行政大学院初代学長は、この状況について、「世界における複数の勢力圏が一つの勢力圏(米国の勢力圏)にまとまりを見せた。アメリカのルールに従わなければ...
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不満爆発!中国異常事態(中)「習近平は病気だ!」Z世代の反旗、ゲームの恨みから大胆不敵なシュプレヒコール
2021年は中国の若者が最も抑圧を受けた年だった。ファッション的な嗜好やゲームに興じる時間まで、若者の一挙手一投足をコントロールしたがる習近平政権。どうやら習氏にとって、長時間ゲームをしたり、女性のように化粧したりする「いまどきの若...
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中国の複数都市で「ゼロコロナ」への大規模な抗議活動 「独裁不要!」と習氏への批判も
新型コロナ対策として厳しい行動制限を強いる「ゼロコロナ」政策に対して首都・北京や上海などで大規模な抗議活動が続いている。共産党一党独裁のもと、厳しい言論統制が敷かれる中国で党や政府に反対する抗議活動が複数の都市で同時発生するのは極め...
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習近平3期目 街場に響く経済危機の足音(中)競売市場をにぎわす破産企業の不良債権投げ売り
中国で不良債権が大放出されている。その受け皿となるのは競売市場だが、ここには“いわく付き”の不動産資産が山と積み上がっている。購入者が返済不能に陥り差し押さえられた物件は、裁判所を経由してアリババなどが運営するオークションサイトで競...
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習近平3期目 街場に響く経済危機の足音(上)外弁慶の習総書記には地方や中小企業の“異変”が見えていない
「習は何を考えているのか」──。最近まで「祖国万歳!」に振れていた人々もだんだん嫌気が差してきたようだ。一定の教育を受けてきたエリート層を中心に“習離れ”は進む。 ■悪化を招いたロックダウン 中国経済を牽引してきた華東地...
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中国共産党大会が閉幕「習近平体制」は米国との対決姿勢を強める
5年に1度の中国共産党大会が22日に閉幕した。最大の特色は習近平体制が一段と強固になったことである。 中国は独裁体制になることを嫌って、国家主席のポストは2期10年までとしていたが、このルールが変えられ、3期目に入る。かつ指...
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中国共産党「台湾独立」に断固反対 党規約に“祖国統一の大業を完成”と新たに明記
中国共産党大会で改正案が採択された党の最高規則「党規約」の全文が26日夜、公表され「『台湾独立』に断固として反対し、抑え込む」という表現が新たに盛り込まれ、「祖国統一の大業を完成する」という目標が示された。 従来は「祖国統一...
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それ次第で状況一変 世界が注視する中ロ連携の行方
ロシアのプーチン大統領が仕掛けた無謀なウクライナ侵攻から3週間。電撃戦で親ロ政権にすげ替えるというプーチンのもくろみは大きく外れ、泥沼化する戦爭の出口はいまだ見通せない。ウクライナ市民とゼレンスキー大統領の士気も一向に衰えない。そう...
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ロシアのウクライナ侵攻は一気呵成か…3.4北京パラリンピック開幕まで総力戦の可能性
今回もまた、五輪の時期──。ロシアは20日に北京冬季五輪が閉幕するのを待っていたかのようにウクライナ侵攻を開始した。過去の軍事行動も、五輪とリンクしている。 2014年のクリミア併合は3月18日。自国のソチで開催された冬季五...
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“ならず者”プーチンはどう出るか ウクライナ戦争、日本への影響 (下)
この先、産油国のロシアがどう動くのか、まったく見通せないため、国際市場では原油価格の上昇が止まらなくなっている。 侵攻後のニューヨーク原油市場は原油価格の国際的な指標となるWTIの先物価格が一時、約7年半ぶりに1バレル=97...
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ウクライナめぐり米欧ロが協議開始も…日本の防衛当局は「4月有事」にピリピリ
国際情勢がいかにもキナ臭い。ロシア軍の増強で緊張が高まるウクライナ情勢をめぐり、米欧とロシアによる高官協議が始まったが、溝は深まる一方だ。対米関係の悪化でロシアとの連帯を強める中国の動向もリンクし、日本の防衛当局もピリピリ。「4月有...
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米国混乱ほくそ笑む 露・中・イスラム過激派に“漁夫の利”
バイデン前副大統領が勝利を宣言しても、米大統領選は今なお混迷状態だ。「破産」や「逮捕・収監」に怯え、負けを認めないトランプ大統領の悪あがきのせいで米国内は分断。一触即発の内乱にほくそ笑み、裏で操っているかのような指導者の動きも目立つ...
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<8>対中戦略の内部分裂…米中冷戦の真相は大統領の身勝手
中国は21世紀に「富を増大し、民主主義も成長する」との楽観論が米国で横行したが、現実は間違っていた。 これに対しジョン・ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は「中国は軍事力を拡大し、米国の戦略的国益を脅かす」との...
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新型肺炎拡大続く…習近平に飛び交う失脚とコロナ感染説
新型肺炎の拡大が止まらない中国。習近平国家主席に異変が起きているのか。“失脚説”や“コロナ感染説”が飛び交っているのだ。 SNS上では「#習近平感染」と「#習近平失脚」のハッシュタグがつき、盛り上がっている。 コトの...