乳がん
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タレント小川恵理子さん乳がん闘病を語る「その場で涙が出ました…」
「乳がん」がわかったきっかけは、事務所の先輩の内海英華師匠から言っていただいたこんな言葉でした。 「私も更年期の経験したけど、レディースクリニックでホルモン補充療法をしたら一発で良うなったから、あんたもホルモンバランス調べてもら...
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トリプルネガティブ乳がん…新たなメカニズムの薬の登場で診療はどう変わる?
乳がんには、大きく分けて5つのタイプがある。そのうちの一つ、「トリプルネガティブ乳がん」に新たな薬が登場した。海外ではすでに使われていたが、日本でも製造販売が承認され、使えるようになったのだ。どんな薬なのか? そもそもトリプルネガテ...
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がん放射線治療ウソ・ホント(2)初回は計画書の費用が加算され高額に
乳がんの放射線治療の照射時間は2~3分間だ。照射前に着替えをして、放射線の機械下に設置されているベッドに横たわる。照射後はまた着替えて終了だ。 一連の動作を合計しても15分程度。ここに病院の受け付けや会計待ちの時間などがかか...
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がん放射線治療ウソ・ホント(1)ネット情報は玉石混交…自分ががん患者になって痛感した
私は昨年12月に乳がん告知を受け、今年2月に手術、4月末からは放射線治療がスタートした。 放射線治療を受けるにあたって主にインターネットでさまざまな情報を集めたのだが、今思うのは、その内容は玉石混交だった。何が正しく、何が間...
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子供の顔を見ながら泣きました…お笑い芸人の植山由美子さん乳がんを語る
「がん」と宣告されたら「すぐ死ぬ」と思っていたんです。でも2日経っても「死んでないやん」ってなって(笑)。「じゃ、悩んでもしょうがない。悩んでいるのを見ている人もしんどいだろう」と思って、そこから頭を「治療」に切り替えました。 ...
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梅宮アンナさんが告白…特殊な乳がん発見に役立つセルフチェック
タレントの梅宮アンナさん(51)の告白が話題を呼んでいます。自らのSNSで乳がんのひとつ、浸潤性小葉がんのステージ3Aであることを語ったものです。すでに抗がん剤治療を始めていて、その副作用で微熱が出たり、髪の毛が抜けたりしているとい...
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乳がんとお金(4)「就業不能保険」に入っていれば…猛烈に後悔
乳がんになって「意外とかかる」と感じたのはブラジャー買い替えの費用だ。これまではワイヤ入りのタイプを愛用していた。が、術後、ワイヤが傷に食い込むだろうと判断し、処分した。 術前にネットで乳がん経験者の方のおすすめブラの情報を...
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乳がんとお金(3)抗がん剤の有効性を調べる遺伝子検査で13万円
手術を終え、退院から約10日後に病院に行くと、「実は手術直前のエコーで、患部以外の左胸の一部に怪しい影が見つかっていた」と担当医に言われ、再び生検と細胞診を受けた。支払いは6万円弱。 がんになるというのは、思わぬ出費の繰り返...
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乳がんとお金(2)医療費以外で出ていくお金が…積み重なると結構な負担に
乳がん告知時は「右胸に病巣あり」だったが、その後の検査で左胸もがんであると判明。両胸の乳房部分切除術となった。診断から手術まで要した時間は約2カ月。この間にかかった治療費はほぼ保険診療の対象だ。限度額適用認定証及び高額療養費制度で1...
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乳がんとお金(1)在住地域の助成金をチェックし必要に応じて速やかに申請
昨年12月、定期検診で訪れた乳腺クリニックで乳がんのステージ1と診断された。 当然大きなショックを受けたわけだが、命の心配もさることながら、最も頭を悩ませたのがお金についてだ。50代、配偶者・子供なし、フリーランス。貯金は多...
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恩人のアドバイスがなければ…富田晶子さん乳がん闘病を振り返る
2019年11月、「初期の乳がん」で左乳房の部分切除をしました。 その1年くらい前から体調を崩して、咳が止まらなくなっていました。とにかく忙しい時期だったことは確かです。病院を受診すると「風邪」と言われ、薬を飲みましたが咳は...
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乳がんで左乳房全摘を経験した女優の小栗香織さん…手術を勧められても「即答はできませんでした」
左胸にがんが見つかったのは2016年春でした。その4~5カ月前に母親をがんで亡くしたばかりだったので、母に「こっちへ来なさい」と言われているのかな、と考えたりもしました。 35歳から、健康診断と一緒に毎年マンモグラフィー検査...
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男性乳がんのブラザー・コーンが抗がん剤のつらさを投稿…セルフチェックが欠かせない
「新しい抗がん剤の副作用が出始めました」 自らのSNSにこう投稿したのは、歌手のブラザー・コーンさん(68)です。昨年8月にステージ2の乳がんであることを公表してから治療に専念。新しい薬の副作用がつらいようです。 乳が...
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「運動」が乳がん再発リスクを下げる…1週間トータル1時間で25%低下
乳がん経験者向けの運動・食事指導を専門とする奥松功基さん(スポーツ医学博士/トレーナー)によれば、運動をするかしないかで、乳がんの再発リスクに歴然とした差が出るという。 ◇ ◇ ◇ 「世界中のさまざまな質の高い研究...
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アメリカでは乳がんの死亡率が低下、若い大腸がん患者は増加
アメリカ人の死因において、がんは心疾患に続き第2位です。ところが興味深いことに、がんによる死亡率は過去30年間、下がり続けている事がわかりました。一方でがんと診断される人の数は増え、特に若い大腸がん患者が増加していることが注目されて...
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乳がんで右胸切除となった塩崎良子さん「引き締まったウエストづくりに精を出した」
2013年の冬、イタリアに行ったとき、たまたま食べていたジェラートが服の胸元に落ちてしまったのでゴシゴシ拭いていたら、右胸の奥の方にしこりの存在を感じたのです。それまでそんなに強く胸を押したことがなかったので、まったく気づかなかった...
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早期乳がんと診断されたら… 「再発スコアプログラム」が保険適用になった
9人に1人──。これは、女性が生涯に乳がんに罹患する率だ。罹患率の高さに加え、乳がんは若い年代で発症することもある。根治を目指しつつ、生活のQOLをできる限り下げない治療法を選びたい。その上で、強い味方となる検査プログラムが、9月1...
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男性乳がんを経験した野口晃一郎さん「転移と聞いて死を身近に感じた」
「なんで左胸だけへこんでるんだろう?」 ことの始まりは2016年、お風呂上がりに妻が言ったこのひと言からでした。その時は「ちょっと太っちゃったからかな」と笑いましたが、言われてみれば確かに左の乳首が陥没している。ふと「乳がん」...
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乳がんに朗報! 世界初「ホウ素中性子捕捉療法」による試験的治療がスタート
日本人女性の9人に1人が罹患(りかん)すると言われる乳がん。「がんの統計2022」によると、2021年に新たに乳がんを患う人は9万4400人と予測されている。同年の死亡者数も1万4908人に上った。そんな乳がんに新たな武器が加わりそ...
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乳がんを克服した藤森香衣さん「亡くなった友人の言葉が救ってくれた」
「ステージ0期の非浸潤」という超早期発見だったので、治療は右胸の全摘手術だけ。入院は9日間でした。それだけ聞くと簡単に治ったようですけど、不安や迷いは数多くありました。今なら、「そこは心配しなくていいよ」と言えることもたくさんあるし、...
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9人に1人が乳がんを罹患 10年生存率をほぼ100%を可能にするポイント
30~64歳の女性のがん死亡数1位が乳がんだ。40歳以上から急増し、働き盛りや子育て真っ最中の世代もかかる。 「乳がんは10年前は20人に1人が発症する病気でしたが、今の罹患率は9人に1人。身近な人がかかったため不安で、と乳が...
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乳がん経験者だからわかること(下)予想外の出費で悲鳴 ウィッグは50万~60万円
乳がん経験者であるファイナンシャルプランナーの黒田尚子さん(53)、たなかなおさん(45)、インスタグラムで乳がん経験について発信するEMIさん(35)の3人に聞く第2弾だ。 ◇ ◇ ◇ ■乳がん初発で標準治療の場...
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乳がん経験者だからわかること(上)マンモと超音波検査の2本立てで早期発見を狙う
女性の働き盛りを襲うがんが、乳がんだ。30代後半から増加し始め、40代後半から50代前半でピークになる。経験したからこそわかることを、乳がん経験者であるファイナンシャルプランナーの黒田尚子さん(53)、たなかなおさん(45)、インス...
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演歌歌手・三沢あけみさんは2つのがんを克服 検診と「一がん息災」
理想は無病息災でしょうが、一病息災も悪くありません。それが、がんであってもです。 歌手の三沢あけみさん(76)がテレビ番組で自らのがん経験を語り、話題を呼んでいます。10年前に乳がん、3年前に肺がんを患っていたそうです。 ...
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市川真由美さんが語るがんとの闘い「こんな体になっても生きなきゃダメ?」と毎日泣いていた
33歳の「子宮頚がん」から始まって「うつ病」「腸閉塞」「リンパ浮腫」といろいろあって、一番最近は2019年の「乳がん」です。その間には出産があり流産もあり、42歳のときには余命宣告もありました。それから12年たった今も生きていますけ...
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保険適用から1年半の「乳がん予防切除」 卵巣がんにも要注意
女性で乳がんと診断されるのは年間約9万3000人で、亡くなるのは同約1万5000人です。乳がんは、女性のがん罹患数1位で、死亡数は5位。女性にとっては侮れない乳がんを巡り、注目されているのが、昨年4月に保険適用された予防切除です。 ...
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矢方美紀さん 25歳で乳がんに「世界の見え方が変わった」
「乳がんですね」 そう告げられたのは2018年の年明けでした。年末にセルフチェックで左胸にしこりを感じて、乳がん検査を受けたときのことです。 きっかけは2017年に亡くなった小林麻央さんの報道でした。闘病の様子を映した...
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陶芸家・岡崎裕子さん「トリプルネガティブ」乳がんから学んだこと
こんな大ごとになるとは思わず、気楽な感じで産婦人科を受診したら、左胸のしこりはステージⅡbの「トリプルネガティブ」(現状では治療が難しいとされる乳がんのタイプ)で、さらに遺伝性腫瘍ということが分かり、結果的にかなり動揺する事態になり...
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岸あさこさん 世界でもまれな乳がんで「終わった」と思った
入浴中、右胸にしこりの存在を感じたその瞬間、「ああ、やってしまった……」と思いました。あまりにも明らかなしこりだったので、乳がんだとピンときたからです。 それは2年間のオーストラリア留学から帰国してすぐのこと。ヘルスケアに関...
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歌手・門倉有希さん「乳がん」宣告の動揺と闘病と公表と
ただの湿疹だと思っていたら、「乳がん」だったのです。当初は公表を控えていましたが、応援してくださってるファンの方々に“隠し事”をしている状況を心苦しく思い、病状が落ち着いた2019年9月に病気を公表しました。 異変は18年の...