値上げ
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震災で状況一変、2024年も値上げ収束は望めず…昨年の東京物価は41年ぶり「3%」上昇
やはり歴史的な値上げの一年だった。総務省が9日、東京都区部の消費者物価指数の2023年平均(速報値)を発表。価格変動の大きい生鮮食品を除き前年比3.0%上昇した。上昇率3%台は第2次石油危機が影響した1982年以来、41年ぶり。都区...
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白旗なのか? 植田日銀総裁があっさり非を認める前代未聞、今後政策が変わる可能性は
「あのプライドが高い日銀が」──と、驚いた金融関係者も多いのではないか。 ■「物価見通しに誤りあった」 日本銀行の植田和男総裁が8日、日銀が物価上昇率見通しの“上方修正”をくり返していることについて、「見通しに誤りがあっ...
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加速する「円安値上げ」に庶民は悲鳴…待ち受ける“競り負けるニッポン”の過酷な現実
「円安値上げ」が拡大だ。東京商工リサーチ(TSR)が飲食料品メーカー主要200社を調査したところ、今年1月以降の値上げ商品は今年分が3万1848品、来年分も476品に達している。 ■実施メーカーの5割強が円安値上げ 「最近...
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ガザ紛争“イラン参戦”なら全方位値上げラッシュ不可避…日本国民を襲う限界超えの節約生活
参戦はあるのか──。イスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘を巡って動向が注目されるイラン。米ニュースサイト「アクシオス」によると、イランのアブドラヒアン外相は14日、レバノンで国連の中東担当者と会談し、「イスラエルがガザへの地上攻撃を...
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正しいことは一つ「解散できなきゃ岸田は終わり」 飛び交う憶測の真偽
臨時国会の召集日が10月20日に決定し、またぞろ「解散風」が吹きはじめた。火元は、例によって首相周辺である。岸田首相本人が解散風を煽って批判を浴びた、通常国会の会期末の時と同じ構図である。 とくに、経済対策の「5つの柱」を発...
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ガソリン料金“爆上がり”が岸田政権を直撃! 国民が怒り「トリガー条項」がトレンド入り
このガソリン価格の高騰は、いつ収まるのか。自民党議員からは「このままでは岸田政権を直撃しかねない」との声が上がっている。 資源エネルギー庁が16日に発表した全国平均のレギュラーガソリン価格は、13週連続で上昇。前週比1.6円...
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値上げの波は「モノ」から「サービス」へ…コスト上昇でさらなる拡大は不可避
先日、都心のビジネスホテルに泊まった。宿泊費はシングル1泊で1万2700円、1年前は7500円だったのだが、物価の値上がりにいまさらながら驚いた。 食料品をはじめ、電気、ガスなど生活関連商品の値上げが続くが、こうした値上げの...
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ガソリン価格高騰なのに…防衛費倍増のためインフレ対策を“放棄”する愚
実質賃金が下げ止まらない。6月の実質賃金が前年同月比1.6%減となり、15カ月連続マイナスになった。岸田内閣は「構造的賃上げを実現する」と言うが、物価上昇に追いついていない。 中でも深刻なのは、ガソリン価格の高騰だ。レギュラ...
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ガソリン1リットル200円時代に突入か…原油高×円安×補助金終了のトリプルパンチが直撃
ガソリン200円時代に突入か──。経産省が9日発表したレギュラーガソリン価格は全国平均で1リットル=180円30銭と15年ぶりの高値となった。政府の補助金により6円抑えられたという。しかし、これはまだ序の口だ。すでに高速道路のサービ...
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この物価高にサラリーマン増税 イカれた冷酷政権の国民愚弄
もう庶民はアップアップだ。物価上昇の勢いが止まらない。 総務省が21日発表した6月の「消費者物価指数」は、前年同月比3.3%の上昇だった。プラスはこれで22カ月連続である。かれこれ、2年近く値上がりが続いているということだ。...
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消費者物価22カ月連続上昇なのに与党も野党も生活感なし…立憲「エネルギー手当」もガッカリ
「政権発足の原点の姿勢を大事にし、積極的に現場の声を聞きたい」──。内閣支持率の低迷に苦しむ岸田首相は、こんな立派なセリフを吐いて車座集会を再開。21日は栃木県足利市の障害者支援施設を視察し、「聞く力」をアピールしたが、喫緊の課題が青...
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公的年金だけじゃ足りない! 65歳から始める「じぶん年金」づくりのコツ
今年の食品値上げは3万品目超え──。7月中旬の時点で、早くも昨年を上回ることが判明した。値上げラッシュと聞いて「マジか……」と思うのは過去の話。いまは「またか……」とタメ息をつくばかりだ。でも、ボーッとしていては生活は苦しくなるばか...
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小中学生の親は出費覚悟の夏休みに…レジャー施設の6割、うち遊園地の8割が入場料値上げ
もうすぐ小中学生は夏休み。レジャー施設で家族サービスを計画中の親も多いだろう。JTBの予測だと、7月15日~8月31日に1泊以上の国内旅行に出かける人は7250万人。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年と同水準まで回復する見通し...
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庶民は気づかず支払わされている「インフレ税」の悪質…国の税収大幅増で初の70兆円超え
2022年度の国の一般会計税収が71兆円台になり、3年連続で過去最高を更新するという。29日の新聞各紙が報じた。 税収が70兆円を超えるのは初めてで、前年度の67兆379億円より約4兆円も増える見込みだ。消費税と所得税、法人...
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長引く物価高が「賃上げの恩恵が少ない」高齢者に与える影響はどれほど?
今年の春闘賃上げ率は3.66%と、30年ぶりの高水準となった。現役世代では賃上げの恩恵を受け、物価上昇分を吸収できる世帯は多いと思われる。一方、賃上げが社会的に注目されたことから、すべての国民が物価高問題は解決できる、とした勘違いも...
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国民を裏切る実質賃金13カ月連続マイナス…岸田首相は“貧乏神宰相”として連続記録更新も?
まさかのマイナス幅拡大だ――。厚労省が6日発表した4月の毎月勤労統計によると、名目賃金に物価の変動を加味した実質賃金は前年同月比3.0%減で13カ月連続のマイナスとなった。 驚いたのが前月比。3月の2.3%減から0.7ポイン...
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大手の旧電力vs新電力…一体どっちがお得なの? 値上がりの今こそ考えてみた
電気料金が上がり続けている。化石燃料由来の燃料費調整単価への補助金が出ているものの、7月1日からは東京電力が電気料金の値上げを予定するなど、値上げの動きはおさまらない。この機会にほかの電力会社に乗り換えたほうがいいのだろうか。 ...
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価格転嫁から一転…2023年後半に企業が「値下げ」に走る理由
長引く値上げに消費者も企業もヘトヘトだ──。 ■今年の食品値上げ3万品目を突破 帝国データバンク(TDB)が実施した主要食品メーカー195社を対象にした調査によると、6月の値上げは前年同月の1.5倍の3575品目に上る...
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電気料金までいよいよ値上げ…効果的な「節電ポイント7つ」節約アドバイザーが徹底解説
大手電力会社の値上げがいよいよ始まった。最大は北陸電力の約39%アップで、標準世帯(月400キロワット時)の支払額は1万1155円から1万5879円へ約5000円も多くなる。東京電力も15%の値上げで約2000円の負担増。そこで節約...
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日経平均は3万5000円目指す? 庶民は値上げで「音上げ」
内閣府は5月の月例経済報告で、国内景気の総括判断を「緩やかに回復している」に上方修正した。判断の引き上げは昨年7月以来だ。個人消費と輸出、生産の判断を引き上げた。 ■円安でさらなる物価上昇 個人消費の上方修正も10カ月...
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米デフォルト危機回避こそ合図…6月「円安地獄」再び、1ドル150円台も視野に
米政府資金が底を突く恐れがある6月1日の「Xデー」まで1週間。債務上限引き上げを巡る協議は平行線が続く。バイデン政権と野党共和党は23日も協議を続けたが、隔たりが埋まらず、共和党のマッカーシー下院議長は「(合意は)近くない」との見通...
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家庭向け電気料金が6月から値上げ…電気代節約に「太陽光発電」を考えてみる
今年の夏はエアコンの使用も躊躇しそう。大手電力7社の家庭向け電気料金が6月から値上げされる。標準的な家庭(30アンペア、月の使用量400キロワット時)の場合、値上げ申請前に比べて率にして14~42%、額では2000~5300円の負担...
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値上げラッシュまだまだ続く…庶民を苦しめる“無間地獄”「計画性と巧妙化」のカラクリ
家計への圧迫感が強まっている。厚労省が9日発表した今年3月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価上昇を加味した実質賃金は前年同月比2.9%減少。12カ月連続のマイナスだった。 ■賃上げは物価高に追いつかず ...
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シイタケ栽培で2000円節約? 食料高騰ならいっそ楽しく簡単に「自給自足」
都内のスーパーでは、1パック10個入り300円超が当たり前。かつては物価の優等生と呼ばれていた「卵」が見たこともない価格になっている。これら食料価格の高騰により、今年の家計負担は約6万円も増加する見通し。こうなったら、自給自足できる...
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7月から値上げのウイスキー対決! 西友「笛吹天然水仕込み」vsイオン「SNAZZ」を比較
“値上げマヒ”で、もう驚くこともなくなってきましたが、7月からウイスキーが値上げされるそうです。 サントリーの「角瓶」(700ミリリットル)は希望小売価格が1749円から2101円になります。ということは、飲食店でもウイスキー...
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輸入農水産物に年間11兆円…米国と中国に依存する日本の食料事情
輸入原材料の高騰などで日本の食卓が危機的状況に陥っている。物価高はとどまるところを知らない。東京商工リサーチの3月調査によると、2023年出荷分の価格改定対象品目は1万8331品目(主要200社)となっている。新年度が始まった4月は...
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家計負担増は年間2万6千円…まだまだ続く食品値上げラッシュは「PB」とコメで食いつなげ
物価高騰が止まらない。今月の値上げも、調味料から加工品、乳製品など幅広い。昨年よりも厳しい食費負担を強いられそうだ。 帝国データバンク(TDB)が先月31日に公表した「『食品主要195社』価格改定動向調査」によると、2万57...
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2023年の食品値上げは約2万品目 価格転嫁はこれから…その後に「賃上げ転嫁」がやってくる
値上げラッシュはいつまで続くのか──。東京商工リサーチ(TSR)が主要食品メーカー200社を対象に実施した「価格改定・値上げ調査」(3月24日公表分まで)によると、2023年出荷分の食品値上げは1万8331品目と2万品目に迫る勢いだ...
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1年中続く値上げラッシュに「いつ終わる?」はもはや愚問…4月まで昨年の3倍ペース
3月が3442品目、4月は4892品目が値上げの予定──。帝国データバンク(TDB)が食品主要195社を対象に実施した「価格改定動向調査」(28日正午時点)の結果だ。今年の食品値上げは4月までに1万5000品目を突破する見込みで、昨...
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日米の金利差拡大×原油高で円安地獄が再び…通年の値上げラッシュが庶民を直撃!
異次元緩和を継続するのか、しないのか。アベノミクスの片棒を担いだ日銀の黒田総裁が今春退任し、経済学者の植田和男氏が後任となる見通しだ。その手腕に注目が集まる中、円安が進行している。17日の東京外国為替市場で、円相場が一時1ドル=13...