溝口敦の「斬り込み時評」
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どこにでも出向く“今どきホステス”はもう止められない
新宿・歌舞伎町の風俗っぽい飲食店が新型コロナウイルスのクラスター地点としてとりわけ警戒されているようだ。 そういえば4月ごろ歌舞伎町のクラブ店長から聞いたことがある。 「このコロナ騒ぎ…
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カタギに女房を寝取られたヤクザが逆上して襲撃する時代
先月26日、長野県坂城町で男女3人の遺体が発見される事件が起きた。県警によると、暴力団組員小沢翔(35)がこの家の長男に妻を取られ、それを恨みに思って、2日前、長男に暴行した。長男は事件の前日、警察…
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コロナ禍で暴力団のシノギも壊滅 上層部が今叫ぶべきは?
稲川会が今月、傘下の組員たちに「特殊詐欺への関与は厳禁」とする文書を配った、と朝日新聞(5月14日夕刊)が報じた。 文中には、特殊詐欺は落ち度のない高齢者を狙い撃ちする犯罪だとして、「個人的…
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ついに「暴力詐欺団」という新語まで出てきたヤクザの凋落
今、暴力団組員の中から批判的な気持ちを込めて「暴力詐欺団」という新語が使われ始めた。意味するところは、暴力団でありながら、オレオレなどの特殊詐欺を行う集団である。 そんなことをいうなら、覚醒…
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「二面性」を失った日本の暴力団の歴史はほぼ終わった
日本の暴力団の歴史はほぼ終わったとみられる。なぜそう言えるのか。 ひとつに社会的影響力の喪失である。分裂した山口組の一方が相手幹部のタマを取ろうと取るまいと、この世の大勢はピクリとも動かない…
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体を売るのは自分のため…売春一般化で女依存型ヤクザ激減
少し前まで「女依存型」のヤクザがいた。「家族依存型」などと同じく末端ヤクザの生活パターンで、いわば女のヒモとして生活する。かたわらヤクザに所属して下っ端をやる。 日本経済が新型コロナウイルス…
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展望ゼロのコロナ禍で増えそうなヤクザの金銭トラブル殺人
神戸山口組系山健組傘下「2代目武神会」の幹部(41)以下、建設業やとび職、型枠大工ら7人が加古川市の農道で他人の乗用車を全焼させた疑いで3月5~7日、兵庫県警に逮捕された。 県警は11日、車…
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覚醒剤流通網を叩き潰さない警察の不思議
財務省の発表によると、去年の不正薬物の押収量は3・3トン、うち覚醒剤は2・5トンに達したという。覚醒剤2・5トンはふつうの乱用者の使用量で計算すると8566万回分、末端価格に直せば1542億円に相当…
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高山若頭宅に…家族のためにカチコミやるヒットマンの哀れ
今月2日、三重県桑名市長島町の6代目山口組・高山清司若頭の自宅に、元暴力団組員・谷口勇二容疑者(76)が拳銃弾3、4発を撃ち込み、現行犯逮捕された。事件そのものはいわゆるカチコミであり、影響力のある…
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それぞれの組でそれぞれの動き 特定抗争指定後のヤクザ界
1月7日、6代目山口組と神戸山口組が特定抗争指定暴力団に指定されて以来、両派の抗争はピタッと止まっている。さすがの高山清司若頭にしても特定抗争指定は脅威なのか。 警察庁と兵庫県警本部が高山若…
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山口組「特定抗争指定暴力団」で移動中の組長は殺される
6代目山口組と神戸山口組を対象とした「特定抗争指定暴力団」への指定は7日、官報に公示され、いよいよ適用される。 暴力団の受け止め方は「案外ぬるい。これなら対応できる」というものから、「車での…
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“寝返り”山健組・中田組長逮捕で神戸山口組は存続危機
今月3日、山健組・中田浩司組長が殺人未遂容疑で兵庫県警に逮捕された一件は神戸山口組と山健組を直撃、両組織に回復不能なまでの亀裂を走らせた。 なにしろ事件に付随して、中田組長が独断で6代目山口…
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「カタギになりたかった」路上で神戸山口組幹部射殺の真相
11月27日夕方、尼崎の神田南通の路上で神戸山口組・古川恵一幹部(59)が6代目山口組系2代目竹中組元組員・朝比奈久徳(52)に自動小銃で連射され、即死同然に殺された。 古川幹部は初代古川組…
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出所の高山若頭が人事で動き回り「山口組3派」は荒れ模様
極心連合会・橋本弘文会長といえば、山口組の若頭補佐だった当時、島田紳助との交際が明るみに出て、紳助引退の原因になった人物である。6代目山口組の若頭補佐の後、統括委員長になり、それなりにパワーを握る幹…
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高山清司若頭が出てきても「山口組再統一」はほぼ不可能
10月18日、6代目山口組の高山清司若頭が東京・府中刑務所を出所、名古屋で司忍組長に帰任の挨拶をした。 世間の興味は高山若頭が3派に分裂した山口組問題にどう決着をつけるかだろう。彼の強圧的な…
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くすぶるカジノ誘致 政界は山口組再統一を望んでいるのか
6代目山口組の高山清司若頭がほどなく府中刑務所から出所するが、身構えて待つはずの神戸山口組(井上邦雄組長)に奇怪な動きが出ている。 主戦力の山健組・中田広志組長が8月下旬からずっと消息不明な…
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実行犯はどこへ? 暴力団がヒットマンを出頭させない理由
先月21日、神戸の弘道会施設前で同会系組員が銃撃され、重傷を負った事件では、その後、弘道会からの報復がなく、山健組からの追撃もなく、単にそのまま放置されている。 半ば予想されたことだが、この…
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久々の襲撃も 五輪まで堅気を泣かせる山口組3派の睨み合い
分裂した山口組3派の中で、久しぶりに弘道会攻撃が起きた。 21日、午後6時すぎ、神戸市中央区熊内町の弘道会施設前で弘道会系組員(51)が軽自動車で外出から戻った直後、追尾してきたミニバイク、…
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権力にへつらう“コバンザメ”のお笑いなど見たくもない
メディア上では吉本興業の半グレ問題がまだ続いている。おかげで日韓貿易問題など他の重要案件が消されがちだが、いい加減、吉本問題に食傷気味の人は多いにちがいない。 筆者もそのひとりだが、たまたま…
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商業紙誌がスクープ写真をカネで買うのは本当に悪なのか
写真週刊誌「フライデー」が、このところ毎週のように吉本興業の芸人と半グレ、暴力団との癒着を報じ、テレビのワイドショーなどを騒がせている。 先日、新聞社系ウェブ雑誌の記者から電話があり、「ああ…