このヒット商品と会社のヒミツ
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開発10年 ローソン「でか焼鳥」は夕食おかずにもピッタリ
ローソンの「でか焼鳥」が売れている。2017年1月に“ローソン史上最も大きい焼鳥”として発売以来、ご飯のおかずにもぴったりの、食べ応えのあるボリューム感で大人気。累計販売数は早くも1億6000万本を…
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全面刷新サントリー「オールフリー」 絶好調に“4つのゼロ”
サントリービールのノンアルコールビールテイスト飲料「オールフリー」が今年2月に全面刷新。“新オールフリー”となり勢いづいている。2~5月の販売実績は195万ケースで、対前年110%。市場の104%(…
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丸美屋「麻婆豆腐の素」が一貫して守り続けるものとは
用意する食材は豆腐だけ。丸美屋食品工業の「麻婆豆腐の素」は1971年の発売以来、誰でも簡単に味わえるおいしさでロングセラーを続けるメニュー用調味料だ。近年は豆腐人気も追い風となり過去最高の売り上げを…
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軽い食事の発想で大ブレークした「クノール スープDELI」
味の素の容器入りインスタントスープ「クノール スープDELI(デリ)」が好調だ。パスタやパンなどの具材がしっかり入って、“それだけで軽い食事になる”スープは、2011年の発売以来、多彩なメニューで支…
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“世界初”開発で市場拡大 フマキラー「ベープ」人気の理由
1963年から“世界初”を次々投入。フマキラーの虫よけブランド「ベープ」は、電気式蚊取りの「ベープマット」から始まって、「どこでもベープ」で電池式、「おすだけベープ」でワンプッシュ式のカテゴリーを創…
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“家庭の味”になった業務用中華調味料「創味シャンタン」
業務用から始まった創味食品の看板商品「創味シャンタン」は、今や家庭でもおなじみの中華調味料だ。 2015年に缶入りのペーストタイプ「創味シャンタンDX」で市場参入を果たすと、16年にチューブ…
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ポッカサッポロ「加賀棒ほうじ茶」は浅煎り焙煎を再現
無糖茶市場において、香ばしい味わいのほうじ茶が存在感を増している。中でも注目なのが、素材と製法にこだわった、ポッカサッポロフード&ビバレッジのプレミアムほうじ茶「加賀棒ほうじ茶」だ。2015年の発売…
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誕生以来売り上げ15倍 森永ギリシャヨーグルト人気の理由
ヨーグルトの新定番、ギリシャヨーグルト。100億円超の市場を牽引するのは、森永乳業の「濃密ギリシャヨーグルト パルテノ」だ。2011年に日本初のギリシャヨーグルトとして誕生以来、大きく成長。17年度…
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顧客絞り込み奏功 カルビー「じゃがビー」 のブレない姿勢
個性派のポテトスナックといえば、カルビーの「Jagabee(じゃがビー)」だ。2006年に発売以来、若い女性を中心に支持を集めてヒット商品に成長。「うすしお味」「バターしょうゆ味」などの定番はもとよ…
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新ジャンル首位「クリアアサヒ」が追求したのは食との相性
爽快なキレと飲み応えで支持を獲得。アサヒビールの新ジャンル「クリアアサヒ」が好調だ。「クリアアサヒ プライムリッチ」や「クリアアサヒ 贅沢ゼロ」も大きな戦力となり、昨年は過去最高の3585万ケースを…
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「メンズビオレ 薬用デオドラントZ」は“汗のニオイを防ぐ”を追及
花王のデオドラントブランド「ビオレ/メンズビオレ 薬用デオドラントZ」に注目だ。たくさん汗をかいてもにおわせない設計で、2017年2月に発売すると大ヒット。累計出荷個数は750万個を突破した。 …
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画期的だった無色透明 90周年「キリンレモン」のモノ作り
キリンビバレッジの透明炭酸飲料「キリンレモン」が4月、全面リニューアルを実施した。1928年の発売から今年で90周年。ロングセラーブランドがここにきて、攻めの姿勢を見せている。 「90年大事に…
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ミニストップ「クランキーチキン」なぜポテトとチキン?
ミニストップのホットスナックは個性派揃いで知られるが、中でもユニークなのが「クランキーチキン」だ。フライドポテトのカリッと感とフライドチキンの肉粒感が楽しめる新感覚のホットスナックとして2010年に…
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ルーでもレトルトでもない 「日清カレーメシ」の紆余曲折
“メンよりメシ!”をスローガンに掲げる、日清食品のカップライス「日清カレーメシ」が好調だ。 ライスとルーが一体になった新ジャンルのカレーは2014年に発売以来、若年層を中心に支持を集めている。…
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大ヒットの本格梅酒「The CHOYA」は家庭づくりから進化
本格梅酒にこだわるチョーヤ梅酒(以下、チョーヤ)の新定番「The CHOYA(ザ・チョーヤ)」は、2016年の発売以来、好調な売り上げを続けている。 梅農家の協力による良質な国産梅を使用し、…
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12年がかり タカノフーズ「すごい納豆Sー903」誕生秘話
「おかめ納豆」を展開するタカノフーズの新戦力「すごい納豆S―903」は、納豆菌の健康価値を訴求して大ヒット。2017年2月の発売から1年で販売数は早くも5000万食を突破した。 健康意識の高い…
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シヤチハタ「Xスタンパー ネーム9」誕生の秘密は塩だった
朱肉不要の便利なハンコといえばシヤチハタのネーム印だ。社名だけで通じるほど認知度は圧倒的だが、「Xスタンパー」というれっきとしたブランド名があり、最も広く使われている印面9.5ミリのタイプは「ネーム…
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保湿力で存在感 ライオン「ハダカラ」クチコミ施策の効果
ライオンのファミリー向けボディーソープ「hadakara」が好調だ。2016年9月に「保湿成分が洗い流されないボディーソープ」として発売以来、計画を上回るペースで売り上げを伸ばしており、今年も前年比…
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ノザキのコンビーフ “台形”に込められた品質へのこだわり
台形の缶詰と牛のマークでおなじみ、川商フーズが展開する「ノザキのコンビーフ」は、国産コンビーフのパイオニアだ。1948年の発売から今年で70周年。シリーズ全体の累計販売数は9億2000万個に及ぶ。 …
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女性に人気 グリコ「アーモンド効果」完成までの紆余曲折
牛乳・豆乳に続く新たなミルクとして、栄養豊富なアーモンドミルクが注目されている。人気の火付け役は、江崎グリコの「アーモンド効果」だ。2013年の発売以来、健康意識の高い女性を中心に支持を得て、売り上…