このヒット商品と会社のヒミツ
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16年間好調維持「カゴメ基本のトマトソース」開発成長秘話
トマト加工食品といえば、カゴメの得意とするところ。中でも、近年売り上げを大きく伸ばしているのが、2002年に発売以来好評の「カゴメ基本のトマトソース」だ。新たなメニュー訴求によりファン層を拡大。時短…
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92年誕生「ほっとレモン」業界初の保温ラベルで攻め続ける
ホット果汁飲料の季節がやってきた。市場を牽引するアサヒ飲料の「ほっとレモン」は、今シーズン、中身とパッケージをリニューアル。とくに注目は業界初の保温ラベル(325ミリリットルPETに採用)で、早速好…
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キリン本搾りチューハイ 6年連続で最高売り上げ更新の理由
RTD(栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料)市場において、近年人気の高果汁系チューハイ。その火付け役といえば、キリンビールの「キリン本搾りチューハイ」だ。販売好調で、2012年から6年連続で過…
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発売30周年の大関「辛丹波」 食マッチで売り上げ20%増
今年発売30周年を迎えた、大関の本醸造酒「辛丹波(からたんば)」が好調だ。冷でも燗(かん)でも、飲む温度帯によって味わいの違いを楽しめる懐の深さでファンを増やしながら、近年は「食マッチ」提案なども積…
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「明治ザ・チョコレート」16年のリニューアルで大ブレーク
大人の嗜好(しこう)品をテーマに掲げる明治のスペシャリティーチョコレート「明治ザ・チョコレート」が売れている。2016年9月の発売から約1年半で5000万個を突破。この秋も新商品を投入するなど、勢い…
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ミツカン「CUPCOOK」カップ容器でパウチ商品の不満を解消
使いやすさと圧倒的な具材感。ミツカンのメニュー用調味料「CUPCOOK(カップクック)」は、2017年8月の発売以来、絶好調だ。「しょうが焼」や「豚キムチ」など和風・韓国風のおかず用から始まって、現…
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発売は1970年 丸美屋「とり釜めしの素」が選ばれる理由
いまが需要期のメニュー用調味料といえば、炊き込みご飯の素。1970年に「とり釜めしの素」を発売以来、圧倒的な強さで市場をリードする、丸美屋食品工業の「釜めしの素」シリーズに注目したい。 とい…
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unoクリームパーフェクション 肌ケア初心者に大モテの理由
1ステップでスキンケアが完了するオールインワン化粧品が人気を集めている。メンズの市場をリードするのは、資生堂の男性用化粧品ブランド「uno(ウーノ)」だ。2016年にテカリとカサつきを同時にケアする…
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元祖“温泉気分”を味わえる入浴剤…クラシエの「旅の宿」
自宅で手軽に温泉気分が味わえる入浴剤といえば、クラシエホームプロダクツの薬用入浴剤「旅の宿」(医薬部外品)だ。1986年の発売から32年。温泉系入浴剤のジャンルを切り開いた同ブランドは、いまもその先…
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日本コカ・コーラ「綾鷹」発売10年で販売数30倍の成功要因
“急須でいれたような、にごりの旨み”をうたう日本コカ・コーラの緑茶ブランド「綾鷹」が、発売11年目を迎えて元気だ。綾鷹本体の人気がますます高まる中、2月に「綾鷹 茶葉のあまみ」、6月に「綾鷹 ほうじ茶…
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サッポロビール「ホワイトベルグ」が若者を獲得できた理由
若者のビール離れが叫ばれる中、着実にファンを増やしている新ジャンルがある。サッポロビールの「ホワイトベルグ」だ。ベルギーのホワイトビールのようなフルーティーな味と香りの新ジャンルは、昨今のクラフトビ…
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若い世代に人気 日本水産「スルッとふたSABA」誕生秘話
おしゃれなパッケージと簡単オープン設計、さらにはこだわりの製法で、2017年11月の発売と同時に大ヒット。ニッスイ(日本水産)のサバの缶詰「スルッとふたSABA(さば)」シリーズが絶好調だ。青缶の「…
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森永乳業「マウントレーニア」チルドカップコーヒーの先駆
エスプレッソと牛乳を混ぜて作る“カフェラテ”をいち早く商品化。1993年の発売以来、チルドカップコーヒー市場のトップを走り続ける、森永乳業の「マウントレーニア」に注目したい。 おしゃれに持ち…
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口臭を防ぐ“泡ハミガキ” 花王「ピュオーラ」絶好調の理由
花王のオーラルケアブランド「ピュオーラ」は、ネバつき、口臭、歯肉炎などの“歯周トラブル”を予防すべく、ハミガキを中心に多彩なラインアップを展開。昨年は新設計のハブラシを投入して過去最高売り上げを記録…
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“なめらか食感”で売り上げ5倍 グリコ「パピコ」進化の秘密
江崎グリコの主力アイス「パピコ」が好調だ。季節に合わせた限定フレーバーを随時投入するなど、ラインアップの充実に加え、近年は「なめらか食感」をうたう大人向けのコミュニケーションが奏功し、過去最高売り上…
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「湖池屋プライドポテト」 素材を厳選し40億円の売り上げ
プレミアム路線のポテトチップスとして昨年2月に発売すると大ヒット。快進撃を続ける湖池屋の「KOIKEYA PRIDE POTATO」(以下=湖池屋プライドポテト)に注目したい。 1962年の…
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原材料や製法にこだわり キリン「本麒麟」がめざしたもの
キリンビールの新ジャンル「本麒麟」が絶好調だ。2018年3月の発売から約3カ月で、年間目標の5割を超える1億本(350ミリ缶換算)を突破。つまりは予想の2倍のスピードで売れており、同社新ジャンルにお…
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夏にピッタリ…茹でずに食べられるシマダヤの「流水麺」
「そば」も「うどん」も「そうめん」も、さっと水でほぐすだけ。ゆでずに簡単に食べられるシマダヤの「流水麺」は、チルドゆで麺市場における夏の定番商品だ。1988年の発売以来、簡便と即食の価値を追求。昨年か…
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チョーヤ「酔わないウメッシュ」 国産梅と砂糖と炭酸のみ
夏真っ盛り。アルコールテイスト炭酸飲料も最需要期だ。そこで、2011年の発売以来市場をリードする、アルコール分0・00%の本格梅酒ソーダテイスト飲料「チョーヤ 酔わないウメッシュ」に注目したい。 …
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A4を二つ折りに キングジム「コンパック」20万冊超え秘話
A4書類は定番だが、カバンの中では意外にかさばるもの。きれいな状態に保ちながら、なるべくコンパクトに持ち歩きたい。そんなニーズに応えてヒット中なのが、A4サイズを二つ折りできるクリアーファイル、キン…