出版HOT NEWS
-
冠動脈性心疾患による死亡者ゼロの地域があった!
先進国に生活習慣病が蔓延し始めたのは、肉や乳製品を大量に取る欧米型の食生活が普及し始めた第2次世界大戦後。インスタント食品やファストフードなどの高カロリー食品が大量消費されるようになった時期とも重な…
-
トランプ政権を支える中間層の怒りと閉塞感
2016年11月、世界中に衝撃を与えたドナルド・トランプ大統領の誕生。その背景にあったのは、貧困層でも移民問題でもなく、長い間エリート層から軽んじられてきた、白人労働者層の怒りだった。 ジョ…
-
郊外再生のキーワード「ウオーカブル+ワーカブル」
日本では近年、ほとんどすべての道府県で人口が減少しており、増えているのは東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県など8都県のみ。増えているとはいえ、東京周辺の3県でも増加率は1%以下である。そして、東京都で…
-
少子化の直撃で100校の大学がつぶれる!
今後15年の間に、日本では100校の大学が消滅する――。そんな衝撃の予測を展開するのが、木村誠著「大学大倒産時代」(朝日新聞出版 760円+税)である。著者は「大学進学ジャーナル」の元編集長で、長年…
-
発信者不明のオピニオンはすべて捨ててしまえ!
インターネットの登場により、情報の“発信者”が爆発的に増加。テレビや新聞などの旧メディアにも、一見もっともらしいが、いい加減なニュースや論評があふれる時代となってしまった。情報の洪水の中、私たちはど…
-
森林浴でストレスホルモンが16%減少
“自然の中にいると気持ちがいい”ということを私たちは体験的に知っているが、これは単なる気の持ちようではない。今、世界各国で自然が体にもたらす好影響が研究され、数値的に明らかになりつつあるのだ。 …
-
いい男の条件は金でも見た目でもなく「オーラ」だ
世の中には、“なのに男”なる生き物が大勢いる。「見た目はイマイチなのにカッコいい」「学歴は普通なのに知性が感じられる」「年収が高いわけではないのにリッチに見える」など。これらの男たちに共通するのは、…
-
中高年のニオイ対策には胸の中心と後頭部を洗え
風呂に入れば消える汗臭さとは異なり、なかなか抑えられないのが加齢臭。自分では気づくことができないのもやっかいなところだ。奈良巧著「におわない人の習慣」(草思社 1200円+税)では、中学生の頃からワ…
-
「一国二制度」が形骸化した香港の今と未来
1997年7月1日、香港がイギリスから中国に返還された。植民地が独立ではなく元の国に返されるという事例は世界的にも稀有であり、しかもレッセフェール(自由放任)の母国である資本主義の極致から、社会主義…
-
“大卒父”の子どもの学習時間は“非大卒父”の子どもの2倍
格差社会といわれる日本だが、近頃では家庭の格差が子どもの学力格差を生じさせていることが大きな問題となっている。橘木俊詔著「子ども格差の経済学」(東洋経済新報社1500円+税)では、格差研究の第一人者…
-
ホンネで選んだ住みたくない街の徹底ガイド
逢阪まさよしなど著「首都圏住みたくない街」(駒草出版 2200円+税)は、月間100万PVという大人気サイト「東京DEEP案内」を書籍化したものである。 貧困層地区、カルト宗教施設、不良外国…
-
「下半身経済」も中国の大勝利?
先進諸国のエロオヤジたちに、観光ついでに性風俗店で楽しんでいただく。 東南アジアの中でも性風俗産業が発展しているタイの「セックスツーリズム」は、外貨獲得の手段として重宝されてきた。その額は推…
-
猫が“獲物”を見せにくるのは飼い主の訓練のため!?
日本は今、空前の猫ブームだ。平成28年の犬猫飼育実態調査では、犬が987万8000頭、猫が984万7000頭で、その差はごくわずか。5年ほど前までは犬の飼育頭数がおよそ200万頭も多く、猫人気の急速…
-
「古事記」は火山巨大噴火の記録だった?
日本最古の歴史書として、和銅5年(712年)に編纂された古事記。その内容は、国産みや高天原での岩戸隠れなど、さまざまな神話にあふれているが、これらを日本列島における火山活動と結びつけて考察しているの…
-
最強将棋AI「ポナンザ」生みの親が占う人工知能の未来
将棋界は今、14歳の天才棋士、藤井聡太四段の話題で持ちきりだ。こうなると気になってくるのが、彼が将来戦うことになるかもしれない最強の相手、コンピューター将棋だ。 山本一成著「人工知能はどのよ…
-
「金の卵」たちの証言で働くことの意味を知る
現在放送中のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でも描かれている集団就職。昭和30~40年代、地方の中学校を卒業した少年少女たちは、家計を支えるために集団就職列車に乗って大都市圏に移り住み、工場や商店で…
-
数学の力を借りれば運命の相手が掴まえられる!
男女関係のあらゆる問題を、数学を用いて解明しようと試みているのが、ハンナ・フライ著、森本元太郎訳「恋愛を数学する」(朝日出版社 1300円+税)である。人間の感情は数学とは違い、数式通りに事が進むば…
-
“いい香り”で化学物質過敏症患者が増加中!?
岡田幹治著「香害」(金曜日1400円+税)では近年、私たちの身の回りに充満している香りの危険性と、これによる健康被害について紹介している。 2012年以降、各地の消費者センターで急増している…
-
深刻な首都圏の医師不足…元凶は厚労省と医師会?
日本の医療システムは今、根底から崩壊しつつある。原因は、医師の不足。しかも、その崩壊は首都圏から始まっているという。 上昌広著「病院は東京から破綻する」(朝日新聞出版 1500円)では、医師…
-
家族もカネも老後の安泰にはつながらない
現代の日本では、「高齢者のひとり暮らしはかわいそう」と憐れみ、孤独死を忌む風潮がある。しかし、独居老人は誰もがわびしく不幸なのだろうか。家族と経済的安泰さえあれば、本当に幸せな老後が送れるのだろうか…