出版HOT NEWS
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風俗ガイド本の蔵書から運営支出不正まで… 指定管理者が引き起こす諸問題
(先週のつづき) 民間企業に運営を委託する指定管理者制度を導入したことで、「本の森ちゅうおう」(東京都中央区)では司書職が雇い止めになり、貴重な資料も処分されてしまった。 制度はほかに…
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なぜ?昨年オープンし話題の京橋図書館「本の森ちゅうおう」に区民からの抗議殺到
京橋図書館に郷土資料館やカフェを併設して、昨年オープンし話題の「本の森ちゅうおう」(東京都中央区)に区民からの抗議が殺到している。 住民でつくる「中央区立図書館のありかたを考える会」は3月2…
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本屋での盗撮にご注意
岡山大学病院に勤務する30代男性看護師が盗撮したとして、3月14日に懲戒免職処分となった。犯行場所となったのはなんと、岡山市内の書店だ。 警察庁の統計によると、2021年の盗撮の検挙数は50…
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八重洲ブックセンター本店 44年の歴史に幕
100万冊以上の在庫量を誇る日本最大級の書店「八重洲ブックセンター本店」が3月31日をもって44年の歴史にいったん幕を閉じる。 八重洲周辺の再開発計画に伴って現在の本店は営業を終了するが、2…
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本のタイトルはニュートレンドは「シン・○○」
「シン・日本共産党宣言」や「シン・中国人」のように「シン・」を冠したタイトルの本が次々に出版されている。「シン・」という表現は、映画監督の庵野秀明が2016年に「シン・ゴジラ」で用い、「シン・エヴァン…
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多様化する書店の生存戦略
紀伊国屋書店が「バーチャル新宿本店」を2月15日に出店し、話題を呼んでいる。 実店舗の2階フロアが360度再現されたバーチャル空間をウェブ上で訪れることが可能。ブックフェアや特集などのイベン…
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直木賞をめぐる喜怒哀楽
第168回芥川賞・直木賞の贈呈式が2月22日、都内で行われた。受賞者のあいさつで会場は温かい雰囲気に包まれた。 印象的だったのは、直木賞を受賞した千早茜氏のスピーチだ。同氏は、直木賞選考委員…
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川上未映子氏「すべて真夜中の恋人たち」(講談社)の英語版が全米批評家協会賞にノミネート 日本人初
「2022年全米批評家協会賞」の最終候補5作品に、川上未映子氏の「すべて真夜中の恋人たち」(講談社)の英語版が、日本文学作品で初めてノミネートされた。 2020年4月に「夏物語」で国際文壇デビ…
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週刊テレビジョン休刊 レモンは月刊に引き継ぎ
週刊誌の休刊が相次ぐなか、今度は、エンタメ情報誌「週刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)の休刊が発表された。3月1日発売号を最後に「月刊ザテレビジョン」へのブランド統合をし、刊行から約40年の幕を…
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丸善の書店員・佐藤厚志氏が芥川賞受賞で話題 受賞作は一時品切れも…
第168回芥川賞、直木賞が発表され、それぞれダブル受賞となった。 今回、初の候補入りで芥川賞作家となった井戸川射子氏(「この世の喜びよ」)と佐藤厚志氏(「荒地の家族」)は兼業作家。井戸川氏は…
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元編集者が描くエロ本業界の激動「オリンピック開催でトドメを刺された感じ」
最近すっかり見かけなくなった成人男性向け雑誌業界が舞台の映画「グッドバイ、バッドマガジンズ」が話題だ。昨年10月に1週間限定で公開された自主製作映画だが、うらやましくも過酷なエロ本の編集業務を活写し…
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お笑いが活字のニューウエーブ
空前のお笑い関連書籍ブームが到来している。 インタビュー誌「SWITCH」(スイッチ・パブリッシング)では1月、2月号と初の2号連続お笑い特集。女性誌「SAVVY」2月号(京阪神エルマガジン…
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「応援しがいのなさ」で離反する巨人ファン
かつて、“巨人にあらずんばプロ野球にあらず”という時代があった。しかし今では、“カープ女子”なる熱狂的な広島ファンの女性たちが登場し、日本の野球よりメジャーリーグを楽しむファンも増えている。 …
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東電を守りたい政府による避難者の切り捨て
東日本大震災から7年が過ぎた。この間、国民の地震や放射能に対する恐怖が薄れるとともに、避難者に向けられる目も哀れみから偏見、そして無関心へと変化している。青木美希著「地図から消される街」(講談社 9…
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日本の「顧客対応」は世界1位だが「自然資源の認知度」は60位!
少子高齢化と人口減少社会を迎える日本では、インバウンド市場の拡大こそが経済成長に必要不可欠な要素となっている。2007年からスタートした観光立国推進基本計画から10年が経ち、日本を訪れる外国人は16…
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行政の決済文書は押印者が“責任者”
豊洲市場に森友・加計学園、南スーダンへのPKO部隊派遣など、昨年起こったこれらの問題にはひとつの共通点がある。それは、公文書管理がずさんであったということだ。瀬畑源著「公文書問題」(集英社 740円…
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政府説明のデタラメ暴く 鬼検事が森友学園問題の疑惑に肉薄
自殺者まで出ている森友学園問題は、国税庁長官の辞任や内閣支持率の急落を受けて、ようやく進展が見られそうな気配だ。今後、国民が真相の究明と責任の明確化を見守るためにも、問題の背景を改めて把握しておく必…
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初詣の伝統は鉄道会社の営業努力で定着した!?
日本人は伝統が好きだ。「日本で古くから行われてきたことです」と言われれば、何となくありがたく感じてしまう節がある。しかし、“ずっと昔からあったに違いない”と思っているものは、本当に昔からあったものな…
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高齢者の運転能力の過信が重大事故に
高齢者による交通事故のニュースが世間を騒がせている。所正文他著「高齢ドライバー」(文藝春秋 830円)では、交通心理学者や神経内科医など各分野の専門家が、高齢ドライバー激増時代に克服されるべき課題に…
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負債相続放棄のタイムリミットはわずか3カ月
2015年の税制改革以降、節税や納税資金の調達といった「相続対策」の必要性を耳にする。しかし、相続の対象となるのは資産だけではなく、負債、つまり借金も相続されることは忘れられがちだ。 しかも…