語り部の経営者たち
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買取大吉(エンパワー)増井俊介社長(8)商品を高く買い取るために高く売る「大吉オークション」の凄い仕組み
買い取り専門店は買い取った品物を買い取り価格より高く販売することで利益を得る。エンパワーは国内外の専門業者や古物市場への販売ルートを確保していることも大きな強み。さらに毎月数回の「大吉オークション」…
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買取大吉(エンパワー)増井俊介社長(7)直営店の買取りが80%の成約率を維持できるワケ
本部の鑑定・査定チームが真贋の判定および査定をサポートし、買い取った品物はすぐに本部や専門業者に売却できる。こうした支援体制があるから買い取り専門店「買取大吉」のフランチャイズ(FC)は未経験者でも…
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買取大吉(エンパワー)増井俊介社長(6)オンラインで買取り商品の真贋判定と査定をする本部チームの役割
エンパワーが業績不振に陥った理由のひとつは、オーナーとフランチャイズ(FC)契約する際のサービスの内容にあった。 買い取り専門店は一般的に、貴金属やブランド品など客が持ち込んだ品物を査定して…
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買取大吉(エンパワー)増井俊介社長(5)“全株取得”で社長就任も幹部社員の退職が続出
増井俊介氏(50)は当初、買い取り専門店「買取大吉」を運営する株式会社エンパワーに副社長として入社する予定だった。しかし、幹部社員からの反発を受け、責任を感じた創業社長は突然退任を決意。かつての会社…
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買取大吉(エンパワー)増井俊介社長(4)社会人20年目で突然訪れた“燃え尽き症候群”
増井俊介氏(50)とエンパワーの“縁”が生まれたのは起業して間もなくのことだ。もともとベンチャー企業時代の後輩だったという創業者は、増井氏よりも1年早い2010年に独立してエンパワーを立ち上げていた…
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買取大吉(エンパワー)増井俊介社長(3)情報通信ベンチャーの新卒4年目で2000人を束ねる部署の責任者に
情報通信サービスのベンチャー企業で働き始めた増井俊介氏(50)にとって、大きかったのは先輩社員の存在だ。創業して間もないベンチャー企業は社員の教育体制が確立されていないケースが少なくない。増井氏が勤…
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買取大吉(エンパワー)増井俊介社長(2)“遊ぶこと”に目覚めた大学時代、卒業後は急成長の情報通信ベンチャーに就職
「テニス漬けの日々は私に自信を与えてくれました」 増井俊介氏(50)は自身の高校生活をこう評する。入部した硬式テニス部は部員のほとんどが中学からの経験者。基礎すら身についていなかった増井氏は2…
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買取大吉(エンパワー)増井俊介社長(1)社長就任から8年で売り上げ20倍に急成長
使わなくなったカバンやジュエリーを手にして悩む人たちに、美容家のIKKOが「大吉ぃ~!」と連呼する。強烈なインパクトを残すこのCMを目にしたことがある人も多いだろう。全国に950店以上の店舗を展開し…
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サンミュージック 岡博之社長(12)社員の姿はあなた方が映っている鏡と思ってください
取締役、副社長、社長と役職が上がる打診をされるたび、同じ条件を出した。それは芸人を続けること。 「元芸人で事務所を立ち上げたとか、ちょっと役者をやってから社長になった人はたくさんいます。僕みた…
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サンミュージック 岡博之社長(11)人間も磨かないと、芸人として見映えする立ち姿にならない
2000年代の芸人ブームで岡博之社長(65)のいう何でもアリの芸人製造法が当たった。近年では、ぺこぱが「M-1グランプリ2019」決勝で大ブレークした後、それまでにスタイルを変え続けた過去が話題にな…
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サンミュージック 岡博之社長(10)鳥居みゆき、髭男爵もブレークし、取締役へ
岡博之社長(65)の芸人プロデュースにより、2000年代のサンミュージックはダンディ坂野に始まり、小島よしお、スギちゃんら一発屋芸人製造工場と呼ばれるほどに業績を上げた。 共通しているのは「…
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サンミュージック 岡博之社長(9)あちこちで否定された小島よしお『そんなの関係ねえ』は絶対売れると確信した
ダンディ坂野のブレーク以降、サンミュージックはピン芸人を多く売り出すことに成功。一発屋芸人製造工場とも言われ、2000年代は芸人ブームに乗って利益も伸びた。 秘訣は岡博之社長(65)による芸…
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サンミュージック 岡博之社長(8)クビ会議でカンニングを「預かります」と宣言
若手数人を連れてサンミュージックに出戻り、芸人プロデューサーとして育てたダンディ坂野がブレーク。岡博之社長(65)が45歳になった時に、ようやくサンミュージックのお笑い班に金が回り始めたという。 …
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サンミュージック 岡博之社長(7)ダンディ坂野の「ゲッツ!」にはトータル6年かけた
関東初のお笑い養成所や、自ら企画した若手の登竜門ライブで常に芸人志望者のネタを見てきた岡博之社長(65)。相方のぶっちゃあさんともども、育て方は完全にコーチング方法という。 「マネジャーや放送…
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サンミュージック 岡博之社長(6)4つあった選択肢の中から古巣に戻ることを決めた
関東初のお笑い養成所、人力舎のJCAに、立ち上げから主任講師で関わった岡博之社長(65)はまたも事務所を辞めることになった。 ブッチャーブラザーズとしてはブレークを見ない状況だが、キャリアは…
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サンミュージック 岡博之社長(5)「東京にも本格的なお笑い養成所を作りたい」といわれ…
現役芸人としてはブレークに届かないが、若手の登竜門ライブを主宰し尽力してきた岡博之社長(65)。30代前半は所属する人力舎の故・玉川社長からあることを提案される。 「大阪にはNSC(吉本総合芸…
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サンミュージック 岡博之社長(4)わずか3年で退所し若手のライブを立ち上げた
森田健作の付き人として上京し、お笑いコンビを結成。今でこそカンニング竹山、メイプル超合金、ぺこぱら芸人で業績を築くサンミュージックも80年代初頭は都はるみ、松田聖子ら歌手が主流。ぶっちゃあと結成した…
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サンミュージック 岡博之社長(3)森田健作さんに出会ってぶっちゃあさんと上京
現役芸人として大手芸能プロ、サンミュージックの社長の岡博之さん(65)は京都の東映の太秦で役者の勉強をしていた頃に後の相方、ぶっちゃあさんと出会う。20代前半の話だ。 「撮影スタジオで森田健作…
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サンミュージック 岡博之社長(2)東映の大部屋役者時代に萩原健一の凄さを見た
現役芸人でありながら大手芸能プロ、サンミュージックの社長に就任した岡博之社長(65)。45年前は京都の太秦で東映俳優養成所にいながら端役で出演していた。 「映画『蒲田行進曲』のような大部屋役者…
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サンミュージック 岡博之社長(1)創業当初からの生え抜きが芸能プロのトップに
現役芸人にして、昨年11月に所属する大手プロダクション、サンミュージックの社長に就任した岡博之さん(65)。タレントが社長になるケースはあるが、創業当初からの生え抜きが芸能プロ経営のトップに上り詰め…