語り部の経営者たち
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「伝串居酒屋 新時代」ファッズ 佐野直史社長(4)調理法から盛りつけまで特許を取っていることが強み
チェーン展開する「伝串居酒屋 新時代」の出店数が150店舗を超すなど、勢いに乗っている「ファッズ」(PHAD's=名古屋市)。看板商品「伝串」(1本税別50円)の累計販売本数も、2億本を突破した。 …
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「伝串居酒屋 新時代」ファッズ 佐野直史社長(3)パリモチ1串50円「伝串」の開発に8年かかった
「伝串居酒屋 新時代」は、どこの店舗も客で賑わっている人気居酒屋チェーンだ。鶏皮をパリッと揚げた看板商品「伝串」(50円税別)が大人気となっている。いまや店舗数は、直営・FCで150店舗を超す勢いだ。…
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「伝串居酒屋 新時代」ファッズ 佐野直史社長(2)25歳で人気焼き鳥店に入社、直後から独立創業に動きだした
「伝串居酒屋 新時代」を直営・FCで150店舗展開する「ファッズ」(PHAD's=名古屋市)の創業者、佐野直史(48)は、19歳の時、ブラジルのサンパウロ州リーグのアメリカFCのプロサッカー選手になっ…
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「伝串居酒屋 新時代」ファッズ 佐野直史社長(1)18歳でブラジルに渡りプロサッカー選手に
「ファッズ」(PHAD's=名古屋市)が展開している「伝串居酒屋 新時代」が直営・FCで150店舗を突破し、全国を席巻している。 出店の原動力となっているのが名物料理「伝串」(伝説の串、1本税…
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グンゼ 佐口敏康社長(8)株主・従業員・お客様…“4つ目のステークホルダー”も大切にしたい
「経営の仕事というのは、ステークホルダーの方々にバランスよく満足いただくこと、それによって企業の力、企業価値を上げていくことだと考えています」 社長就任後の3年間を振り返り、グンゼ株式会社の佐…
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グンゼ 佐口敏康社長(7)モノづくりに必要な人材確保の問題をどう解決すべきか
「社会的利益と経済的利益を両立させるサステナブル経営」を掲げるグンゼ株式会社。その具現化への挑戦が、プラスチックフィルムを製造する滋賀県守山市の工場に昨年4月に竣工したサーキュラーファクトリーだ。 …
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グンゼ 佐口敏康社長(6)人口減少していく日本で製造業に不可欠な自動化・ロボット化
「今、非常に伸びているのは女性用のインナーなんです。特に着心地、肌触りがいいっていうお声が多くて。お肌が敏感な方ほど、そうおっしゃいます」 大ヒット中の“インティー”や“イケオジパンツ”に限ら…
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グンゼ 佐口敏康社長(5)尿漏れの悩みを解消する“イケオジパンツ”が大ヒット
「親父のガラスのハートを守るパンツです。上場企業社長の12~13人はこれをはいていますよ」 佐口敏康社長(62)がニヤリと笑って見せるのが、グンゼ株式会社が昨年開発した、男性の尿漏れの悩みを解…
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グンゼ 佐口敏康社長(4)理不尽な大学アメフト部で思い知った「怒られる」4つの要因
身長181センチと偉丈夫なグンゼ株式会社17代目社長の佐口敏康氏(62)。父親の仕事の都合で関西から関東に転居したが、体格を生かし、学生時代は柔道やアメリカンフットボールなどの運動部で活動した。グン…
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グンゼ 佐口敏康社長(3)Tシャツ専用インナー「in.T(インティー)」ヒットに男性の意識の変化
2019年3月、グンゼ株式会社がメンズインナーブランド「YG(ワイジー)」から発売したTシャツ専用のインナー「in.T(インティー)」が人気だ。 「例えば高いTシャツが増えてきたじゃないですか…
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グンゼ 佐口敏康社長(2)赤字部署に配属されて「給料上がらない」状態に慣れていた
「私が入社した頃は、プラスチックフィルム事業は赤字の状態。ほとんどの利益は当時のメリヤスと靴下で稼いでいました」 グンゼ株式会社社長の佐口敏康氏(62)は1984年の入社当時をそう振り返る。祖…
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グンゼ 佐口敏康社長(1)1896年創業「群是製絲」の社名に込められた思い
“イケオジパンツ”やTシャツ専用インナー「in.T(インティー)」といったユーザー目線で開発した下着が大ヒット中のグンゼ株式会社。明治29年の創業以来129年目を迎える同社は、樹脂加工技術によるペット…
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おてつたび 永岡里菜社長(4)日本各地に人もお金も巡る世界を
2018年7月、永岡里菜(33)は「おてつたび」を創業する。 最初、受け入れ先として考えたのは宿泊施設だ。 一軒一軒、足で稼いでアプローチをしていったのだが、「面白いね」と好感触を得…
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おてつたび 永岡里菜社長(3)事業化のヒントを探しに放浪の旅へ
有名な観光名所がない地域でも、魅力的な要素はたくさんある。それをどうやって知ってもらえるような仕組みをつくっていけばいいのだろう。 永岡里菜(33)はそのヒントを探しに、貯金を取り崩しながら…
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おてつたび 永岡里菜社長(2)無名でも魅力的な地域が注目される世界を
おてつたびは、宿泊施設や農家など人手不足に悩む地域の事業者と、働きながら旅を楽しみたい個人をつなぐというユニークなビジネスモデルで注目を集めているベンチャーだ。 永岡里菜(33)は当初、小学…
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おてつたび 永岡里菜社長(1)旅をしながら人手不足の地域でお手伝い
おてつたびは、人手不足に悩む地域の事業者と、働きながら旅を楽しみたい個人をつなぐ人材マッチングサービスだ。 「お手伝い」と「旅」を組み合わせた造語を社名、事業名にしている。 仕事は宿泊…
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メルシャン(キリングループ)大塚正光社長(4)円安が好機 日本のワインを世界に広げていきたい
中国で10年働いた大塚正光(54)は、2015年4月にキリン本社の経営企画部に異動する。 国別にバラついていた主力商品「一番搾り」のブランドイメージを、グローバルに統一化させる活動などに従事…
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メルシャン(キリングループ)大塚正光社長(3)懐に入り込むと、日本人より中国人の方が関係性は強くなる
キリンホールディングスが、大連大雪ビール(遼寧省大連普蘭店市)の株式25%を約38億円で取得したのは2004年。プレミアムビール「最麒麟」を発売したものの、販売は不振に陥る。立て直しのため、大塚正光…
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メルシャン(キリングループ)大塚正光社長(2)社内の精鋭を集めたキリン特殊部隊から自ら離脱
1993年にキリンビールに入社した大塚正光(54)。姫路での営業成果が評価されたためか、2001年に本社の広域販売推進部に招集される。 全社から営業の精鋭だけを集め、大手居酒屋チェーンやファ…
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メルシャン(キリングループ)大塚正光社長(1)入社2年目の姫路支店でアサヒ「スーパードライ」の猛攻に
「就職先にキリンを選んだのは、企業イメージがよかったのと、安定していたのと……、そう、何よりOB訪問して、ウマが合う会社だと感じたから」 言葉が速射砲のように次々と出てくる。今年3月、メルシャ…