40歳定年制のススメ
-
大企業からの転職 成功には3つのキーワード
外資との提携交渉を成功に導き、破綻寸前だった日産自動車再生に貢献した杉野泰治氏(58)は、「役員になるのは間違いない」(元日産幹部)といわれていたが、43歳で退社。外資の企業再生ファンドの雇われマネ…
-
破綻寸前 日産自動車から「転職」「起業」
杉野泰治氏(58)は2000年、43歳の時に日産自動車を退社した。 「命を懸ける思いで大きな仕事をやり遂げたので燃え尽きた感があって、その後は何をするにも物足りないと感じていた時に、ヘッドハン…
-
役立つのは「交流会」より「歴史小説」と「内助の功」
人材育成などのコンサルティング会社「知識創発研究所」(本社・仙台市)の松崎光弘社長(50)は41歳の時、私学の経営陣と教育方針を巡って対立して「大学教授」の名刺を捨てた。起業準備を進めていたところに…
-
41歳で大学教授の肩書捨てて起業家へ
筆者は11年前、40歳で何の成算もなく朝日新聞記者を辞めた。周囲にも40代で大組織を離れて、自身の努力で道を切り開いている人たちは多い。 「私も41歳で無鉄砲に辞めましたが、全く後悔していませ…
-
臆せず最初に「カネの話」をしよう
40歳で朝日新聞を無鉄砲に飛び出したけど、何とかやってこられた要因は何かと考え、この連載で紹介してきた。今回は5つのノウハウのうち残り2つについて書く。実はこれが最も肝要かもしれない。「キャッシュフ…
-
いくら寂しくても共同経営の誘いには乗るな
この連載を見た知人の企業の幹部から「私の履歴書みたい」と言われた。功成り名を遂げた企業経営者の思い出話とは全く違うので、恥ずかしいが、私は長く産業界を取材し、かつ自分の経験と照らし合わせて、本当に転…
-
むやみに会社づくりに動いてはいけない
サラリーマンが職人的に独立して、自分の専門性を生かしてやっていくノウハウは5つある。前回、「むやみに勉強会には出るな」と書いた。組織を離れたら人脈が細るんじゃないか。それを恐れて誰もが勉強会に出がち…
-
独立したらむやみに勉強会に出てはいけない
最近、仕事を一緒にする出版社の編集者から時折こう言われる。 「出版不況の中、フリージャーナリスト稼業だけでよくやっていけますね」 1週間近く必死に取材して、締め切りに間に合わせるべく、…
-
健康と家族のことを考えれば50歳転職は遅すぎる
筆者には2つのターニングポイントがあった。ひとつは、1999年、34歳の時に名古屋のトヨタ担当から転勤し、経営危機に陥っていた日産自動車担当になったことだ。引き継ぎで「倒産の予定原稿を作っておいた方…
-
知人に転職の相談をする人は失敗する
会社を辞めるのには勇気がいる。賃金水準が高く、経営が安定的な会社にいればいるほどそうだ。筆者が約13年間勤めて40歳で辞めた朝日新聞もその類いに入る。だから「後で後悔するよ」と言う知人も多かったが最…
-
肩書がなくなると、かくも人は離れていく…
筆者は40歳で朝日新聞社を無鉄砲に辞めた。 「選択定年」という制度を使っての退社なので正式なOBなのだが、OB会からの招待状は来ない。所属していた経済部では「裏切り者の危険分子扱い」されている…
-
年収1300万円を捨てて朝日新聞を飛び出した
筆者は11年前、40歳で退職金を少し割り増しする「選択定年」という制度を活用して朝日新聞社を退社した。大新聞社において40歳ごろはちょうどキャリアの曲がり角だ。内勤のデスクになる年頃でもあり、その任…