世界ゴルフ新潮流
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心技両面の成長が期待できる高校生マッチプレー
ジュニアゴルフ界の面白いニュースが飛び込んできた。 高校生を対象に、史上初のマッチプレー大会が行われる。 12月12日から14日まで、沖縄県名護市のカヌチャGCで行われる「ISPSハ…
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米プロと違い 池田勇太に欠けるグローバルプレーヤー感覚
スポーツの世界は、はるか以前からグローバル化に突入している。では“グローバル”とは何を指すのか。先ごろ行われた日本オープン勝者の池田勇太(31)を見てつくづく考えさせられた。 辞書で調べると…
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M・リーシュマン 夫人危篤の試練乗り越え今季大ブレーク
プレーオフ3戦目のBMW選手権は2位に5打差をつける完全優勝を遂げ、2016―17年シーズン2勝、ポイントランク6位の好成績で終えたM・リーシュマンです。 豪州出身。13歳の時にクラブチャン…
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世界選抜チームに松山英樹ただ一人 日本男子の寂しい現状
2年に1度開催されるプレジデンツカップ(米国チームVS世界選抜チーム)が28日から4日間、米ニュージャージー州リバティー・ナショナルGCで行われる。 米国VS欧州のライダーカップに対抗して1…
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安易なコース設定の日本ツアーから第2の松山は生まれない
今季男子メジャーの全日程が終了した。 最終戦の全米プロでは、最終日に一時首位に立った松山英樹が悲願のメジャー制覇に近づいた。しかし終盤に崩れて5位に終わったのが惜しまれた。 メジャー…
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生ぬるい“ゆでガエル”ツアーを覚醒させる新大会に注目
日本男子ツアーにユニークな大会が今年から始まる。8月1~2日が1、2回戦、9月6~10日に3回戦から決勝が行われる「ISPSハンダマッチプレー選手権」だ。会場は浜野GC(千葉)。 総勢104…
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グローバル選手を目指した宮里藍の努力と覚悟
米ツアーで活躍する宮里藍(32)が今季限りでの引退を発表した。 宮里は日本のプロゴルファーの中でも、正真正銘のグローバルプレーヤーである。では、グローバルプレーヤーとは一体何を指して言うのか…
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韓国人プロは目先の1勝より「世界一」を目指すから強い
前回、国際スポーツ振興協会(ISPS)の半田晴久会長が、所属する谷原秀人を諭した大砲理論を紹介した。 大砲の弾丸を的に命中させるためには、重力も考えて、常に標的の上を狙う必要があるということ…
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マキロイが目指す「歴史に残る選手」が強さの秘密
1月から3月末まで、世界のツアーを転戦し、見事マスターズ出場のキップを掴み取った谷原秀人(38)の執念は誰もが目を見張るものだった。マスターズの出場資格は直前までに世界ランク50位以内が絶対条件。 …
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松山がズバリ指摘 マスターズは「コースのレベル差と選手層の違」がよくわかる
男子ゴルフの今季メジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)がいよいよ、来週の4月6日に開幕する。 今年は日本勢として松山英樹、池田勇太、谷原秀人の3選手が出場する。…
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畑岡奈紗の米ツアー挑戦決断は大正解
アサガオの鉢植えが2つある。1つには絶え間なく光を当てる。もう1つには長い時間、箱で覆って闇を与える。箱を取り去った後に等しく光を当て続けると、つぼみをつけて花開くのは、闇を与えた方だという。 …
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世界のツアーは垣根を超えたグローバル化が進んでいる
年も押し迫った12月12日、都内ホテルでゴルフメーカーD社の新商品発表会があった。 その席上に、D社と用具使用契約を結ぶ松山英樹が出席した。 世界のトッププロにのし上がった松山が出席…
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グローバル化に取り残された日本男子ツアー
日本オープンに続き、三井住友VISA太平洋マスターズでも優勝した松山英樹がいみじくも言った。 「日本では1日ハマれば勝てるが、米国なら3日ハマらないと勝てない。その理由ですか? コースのレベル…
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チャリティーでも日本のプロは世界から大きく遅れている
9月22日、都内ホテルでISPS半田晴久会長主催によるレセプションが行われた。 現在、アフリカを中心に違法な密猟や取引で殺戮され、絶滅が危惧される動物たちを守る世界的な自然保護団体「Tusk…
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日本人プロに欠ける“世界で勝利する”という強い目的意識
メダル総数41という史上最多の快挙に沸いたリオ五輪の日本選手団。しかし112年ぶりに復活したゴルフ競技では、日本のレベルの低さが露呈した。世界トップランカーが軒並み欠場の男子ゴルフはメダル獲得のチャ…
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大会前夜祭で見せた日本人プロの大きな勘違い
日本の男子ゴルフが「ガラパゴス化」に陥っていることが最近、露呈した。 6月に朱鷺の台CC(石川県)で行われた「ISPSハンダグローバル杯」でのことである。この大会には主催のISPSが招聘した…
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“時代遅れ”の日本男子ツアーは世界から取り残される
日本の男子ツアー低迷の要因は、世界レベルとの大きな隔たりにある。 今や男女の区別はなく、ゴルフはグローバル化が当たり前の時代になった。 米国、欧州、豪州、アジアの各ツアーは互いに共催…