絶対スコアアップする実戦レッスン
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パットは息を止めてストロークする 打ち終わって息を吐く
ラウンド中に起きる心筋梗塞や脳卒中の75%はグリーン上といわれる。 一般アマチュアでも、パットには相当なプレッシャーがかかるということだ。 プレッシャーがかかれば心拍数は上がり、呼吸…
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「下りは手前」「上りは先に」 仮想カップを設定する
日本のゴルフ場は昔から奥に向かって上っている「受けグリーン」が多い。 だから、ショットをするときはピンの手前に乗せたほうがパットはやさしいとよくいわれる。 パットは上りより下りのほう…
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パットの距離感は5メートルの物差しをつくる
カップまで7、8メートルのパットをするとき、アベレージゴルファーでも方向が左右に2メートルも狂うことはめったにない。ラインを読み違わなければ方向の狂いは1メートル以内で抑えられる。 けれども…
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スライスはトウ寄り 曲がるラインは芯を外してパットする
左右どちらかに切れるラインの場合は、パターの芯(スイートスポット)をわざと外して打つプロがいる。 その方法を、30歳を過ぎてからゴルフを始め、シニアツアーで5勝を挙げている太田了介を取材した…
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パットはフェースのヒール寄りにボールをセット
パットをするときは、だれもがパターの芯(スイートスポット)をボールの中心線に合わせて構えている。 ではそれで、スイートスポットでボールの中心をヒットしている一般アマチュアが果たしてどのくらい…
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多くのアマチュアはボールから離れて構えている
パットをするときのプロのスタンスを見ると、パッティングラインと平行のスクエアスタンスが一番多い。 しかし、昔は右足を後ろに引いてクローズに構えているプロも結構いた。 その頃は、日本の…
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パットは左手の小指を緩めずに左手でリードする
かつて日本のコースは芝目の強いコーライグリーンが主流だった。 そのため、芝目に負けないように左手はしっかりグリップし、フェースの芯でヒットしなければならないといわれていた。 ところが…
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パットの時にインパクト音をしっかり聞くと頭が動かない
パットをするときも、「頭を残せ」とうるさく言われる。 プロのパットを見ていると、打った後、後ろに下がるようなしぐさをすることがある。意識してやっているわけではないのだが、頭をカップのほうに動…
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パットのミスは読みではなく打ち方が悪いから
「狙いのミスか、打ち方のミスか」 どちらかに切れるラインのパットがラインに乗らないのは、狙い方、つまりラインの読み方が間違っているのか、それとも打ち方が悪いのか、パットの名手・杉原輝雄に聞いた…
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ロングパットは右ひざでボールを送り出す
パットのストロークは振り子のように「左右対称が基本」とよくいわれる。 しかし、パットの名手として鳴らした河野高明は「ロングパットはフォロースルーでボールを転がしてやる」と言った。 取…
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転がりのいいパットを打つには真っすぐスクエアに上げる
パットの名手といわれているプロは練習のときから「転がりのよいボール」を打とうとしている。 転がりのよいボールとはトップスピン(順回転)のかかったボールのことだ。 ボールの中心線(赤道…
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曲がるパットラインでも真っすぐ打ち出す
マッチプレーでは敵なしといわれたウォルター・へーゲンが「パットに曲がるラインはない」と米ゴルフ誌に書いているのを、ずいぶん昔に読んだ。 どちらかに曲がる(切れる)ラインであっても、「曲がりの…
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スタート前のパット練習はカップインよりスピードチェック
スタート前のパッティング練習で、一番最初にやらなければならないのは「グリーンの速さ」を知ることだ。 ロングパットは何よりも距離感が大事なのだから、それにはグリーンの速さをつかまなければならな…
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曲がるラインはブレークポイントを見つけて通過させる
まっ平らなグリーンも中にはあるだろうが、必ず傾斜があると見て間違いないだろう。だからパッティングのラインを読むには、まずグリーンの傾斜を見極めなければならない。日本のゴルフ場は手前から奥に向かって上…
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ロングパットは3等分して素振りの距離感を伸ばしていく
ボールをトスするときは誰でも必ず目標を見て放っている。手に持ったボールをカップに向かって転がしてやろうと思えば、やはりカップを見て転がしている。 だから、パターでボールを転がしてやるときも同…
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転がりのいいパットはヘッドを浮かしてオーバースピンを
パットはできるだけ“転がりのよい”ボールを打ちたい。転がりのよいボールとはオーバースピン(順回転)をかけたボールのことだ。 だからパットの練習をするとき、「一番大事なのは転がりのよいボールを…
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距離のあるバンカーショットはAWやPWを使う
グリーン回りのガードバンカーには、グリーンから30~40ヤードも離れた距離のあるバンカーもある。 30ヤードといえば、日本のごく一般的なグリーンの場合、手前のエッジからグリーンの一番奥までの…
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バンカーショットは短い距離でもしっかり振り抜く
ピン位置によってバンカーショットは距離が変わるが、距離15ヤードぐらいというケースが多い。だからバンカーショットの基本的な打ち方を覚えるには、15ヤードぐらいの距離を練習するのがよいとよくいわれる。…
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バンカーは砂質の硬軟でフェース開閉を変える
バンカーショットをするとき、砂の抵抗に負けないように力いっぱい打ち込もうとしている人が多い。 しかし、バンカーショットに力はまったくいらないとよくいわれる。 使用するサンドウエッジは…
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SWはバウンスを使うためにフェースを開く
「フェースを開く」という言葉には2つの意味がある。 ①「インパクトでフェースが開くとスライスする」というときのように「フェース面(打球面)を目標の右に向ける」という意味。 ②「リーディング…