どうして儲けが? 値段のカラクリ
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成田~パリ3万円も “フルサービス”の格安航空券を賢く使う
近年、航空券は非常に安くなってきました。競争激化のおかげです。 各国の規制緩和や航空会社の事実上のカルテル(IATA=国際航空運送協会による協定)が破綻したのは1970年代でした。以降、加盟…
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“食べ放題”はご飯やめん類、スープで客の胃袋を膨らませる
「食べ放題」「飲み放題」という惹句は、とても魅力的です。90分、120分といった時間制でも、好きなモノを好きなだけ食べられるビュッフェやバイキング形式は、ネット検索してもあまたのバリエーションが見つか…
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楽天のキャリア参入は高すぎる携帯電話料金に風穴開けるか
サラリーマン家庭で、大手キャリアーのスマホを家族全員で使っていたら、大変な出費になります。安くても、1人7000~1万円近い金額ですから、3人家族なら、合計で2万~3万円近くもの出費になるからです。…
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大盛況の立ち飲み屋 成功の裏に巧妙“100円ショップ戦略”
近年、飲み屋街を歩くと必ずといってよいほど、元気な立ち飲み居酒屋を見かけます。雑誌では、サラリーマンが集まる老舗の立ち飲み特集を見かけたりもします。入り口から中をのぞくと、ワイワイと楽しい喧騒が伝わ…
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金券ショップは節約社会にマッチした薄利多売モデル
金券ショップは古物商です。古物商とは、中古品や新品を、売買・交換する業者をいいます。盗品や偽造品が換金のため持ち込まれる恐れがあるため、所轄署での法令講習を経て、公安委員会から許可を得た業種です。 …
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市場規模は膨らんだのに…葬儀の平均単価が縮小した理由
2017年の死亡者数は134万人。出生数は94万人なので、人口の自然減は約40万人です。 死亡者数は今後、年々増え続け、人口減に拍車がかかります。当然ですが、死亡者数の増加に伴い、葬儀の件数…
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ラーメン業界の常識 “自家製”スープ&麺の店はごく少数派
「あの店の豚骨ラーメンは濃厚でうまい」「ココの醤油ラーメンは店主のこだわりがあって一番だ」など、ラーメンのウンチクではどこの会社でも盛り上がります。 しかし、実際にスープを自店で作ったり、麺を…
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「立ち食いそば店」はなぜ駅前の一等地に出店できるのか?
そばは、100%そば粉の「十割そば」よりも、小麦粉を2割の比率で加えた「二八そば」が一番おいしいともいわれます。 ですが、立ち食いそば店の「そば」は、そば粉が1~2割で、8~9割が小麦粉のケ…
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1本10円の仰天価格も 清涼飲料水「格安自販機」どこにある
コーラやジュースといった清涼飲料水は、ネット通販のまとめ買いなら半額ぐらいで買えます。 しかし、安いからといって、同種の飲料を大量に買うのも、出費がかさむ上に置き場にも困ります。 蓄…
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生命保険の純保険料はわずか35%…宝くじの還元率より低い
金融庁の要請を受け、2016年10月から銀行が窓口で販売する特定保険契約(変額保険など)について、銀行は保険会社から得る手数料についての開示を始め、一般の乗り合い保険代理店にも及んでいます。しかし、…
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原価率は4割以上 ファーストフード看板メニューなぜ黒字?
ファストフードの代名詞ともいえるハンバーガー、牛丼、回転寿司店ですが、原価率は非常に高く、軒並み4割を超えています。 通常、“飲食店の原材料費は3割以下に抑える”というのが定石です。そうでな…
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メリット大なのはお客より店 紳士服「2着目1000円」の真実
格安紳士服チェーンに行くと、1着2万円台、1着3万円台、1着4万円台などと、段階別の価格表示でスーツをズラリと並べています。このように、下位から順に価格帯を揃えて陳列する場合、一番売れるのは真ん中の…
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吉野家&はなまるで好評 「共通定期券」のしたたかな戦略
今年3月15日から300円で発売された期間限定(4月1日から5月7日まで)の「吉野家・はなまる共通定期券」は、大好評を博しました(1店舗600枚限定販売)。 それもそのはず、300円の定期券…