明暗分けたメジャーの最新評価…ヤクルト村上宗隆「暴落」、巨人岡本和真は「うなぎ上り」
ヤクルト・村上宗隆(25)と巨人・岡本和真(28)はこのオフ、三塁兼一塁手の長距離打者として、メジャー挑戦を視野に入れている。
2022年に史上最年少で三冠王を獲得した村上は故障で開幕二軍スタート。17日の阪神戦で今季初出場を果たしたが、故障再発で18日に一軍登録を抹消された。
一方、巨人の4番である岡本はリーグトップの5本塁打をマークするなど、開幕から好調をキープしている。
メジャーの評価は現状、村上の方が高いと言われている。米移籍情報サイト「MLB・トレード・ルーモア」が発表した「2025-26MLBフリーエージェント・パワーランキング・ベスト10(4月版)」では、村上が4位で岡本は圏外。年齢も村上の方が3歳若い。
しかし、ここにきて両者の評価が変化しつつあるようなのだ。
村上は三冠王を獲得した翌23年から2年連続で30本塁打以上をクリアしたものの、打率は2割5分前後で三振数も多い。米データ分析サイトの「ファングラフス」によると、過去2年間は150キロ以上の直球に対して打率.154。一塁、三塁の守備も決して上手いとは言えず、今季は故障禍に見舞われている。