野田義治「新・巨乳バカ一代」
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野田は“大きな胸”に対するネガティブな感情を吹き飛ばした
野田義治氏が巨乳の旗を振ったおかげで、男たちは豊満な乳房を前に素直な反応を示せるようになった。 野田氏は、男たちの巨乳への憧憬を全肯定させてくれた。胸の谷間を氾濫させ巨乳インフレをつくった立…
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昭和男の目に涙 野田義治と村西とおるが数十年ぶりに再会
2019年暮れの新宿、某喫茶室。 野田義治と村西とおる、数十年ぶりの再会だった。 野田義治氏はリアル全裸監督の命を救った男だったという埋もれたエピソードを多くの人々が知り、巨乳マイス…
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山田孝之主演映画「全裸監督」がSNS拡散で世界的大ヒット
2019年8月8日。 この日、自著「全裸監督」(太田出版)を原作にしたドラマがNetflixによって世界190カ国で同時配信された。 AVの帝王・村西とおるの半生を描いたドラマが全8…
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インタビュー取材では毎回4、5時間ぶっ通しで話し続けた
連載が決まってからたびたび野田さんにインタビューを試みた。 場所は野田さんの事務所近くの神宮外苑オープンカフェ。 古希を越えた野田さんのことを考えて、インタビュー時間は2時間以内と決…
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1988年、野田は絶頂から谷底に突き落とされた時期だった
「ご無沙汰してます。日刊ゲンダイのY(メールでは実名)です。本橋さん、元イエローキャブ、現在はサンズエンタテインメントの野田義治会長にはご興味いかがでしょうか??」 2年前の2018年10月1…
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俺は付き合ってきた相手の運で芸能界を生き延びてきた
神宮外苑――。 「新・巨乳バカ一代」の連載をはじめるにあたって野田義治の回想を聞き出すとっかかりは、このイチョウ並木近くのカフェからはじまった。 あれから1年。 当初、2カ月ほ…
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野田解任後のイエローキャブは35年の歴史に幕を下ろした
2004年末。 放漫経営の責任を取らされて社長の座を追われた野田義治は、またゼロからスタートせざるを得なくなった。 イエローキャブに残ったタレント、野田とともについてくるタレントにわ…
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うちの子たちは「イエローキャブ」=「尻軽女」じゃないぞ
「いましたいました」 野田義治がマネジメントしてきた中には意外な人物が含まれていた。 もっとも意外な女性といえば――。 「家田荘子さんです」 ベストセラー「極道の妻たち」…
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野田が語る「芸能界を生き抜く難しさ」
「すでに事務所を退所したタレントで印象に残っている子をあげてもらえますか」 私の質問に野田義治は自身がマネジメントしてきたタレントを思い出していた。 「イエローキャブを立ち上げた初期、バ…
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野田義治が語るコロナ「内部留保がないところは持たない」
「欲しがりません、勝つまでは。いまはそんな心境です」 緊急事態宣言で世の中ががらりと変わったいま、野田義治がそう語り出した。 「いまはまだ収録した分がテレビで流れるけど、5月6日の解除ま…
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かとうれいこが“父”野田を語る「ボケないように働かせて」
「自分を出し過ぎて空っぽだったんですよ」 かとうれいこは1989年、野田義治のもとでクラリオンガールの大役を得てから、トップギアで走りつづけてきた。 「ほとんど家に帰れなかったんです。自…
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恥ずかしさと初々しさ共存 かとうれいこのグラビアの魅力
「このころのわたし……」 バブル期、男性誌の表紙・グラビアをもっとも飾った被写体はかとうれいこだった。人気絶頂だった堀江しのぶをスキルス性胃がんで失った野田義治が、次にスカウトした女子大生だっ…
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かとうれいこ水着拒否の真相 小さいサイズに抵抗があった
バブル期のグラビアを席巻した、かとうれいこ。 海外トップモデルの姿態と比較しても見劣りしない初めての日本人女性が、かとうれいこだった。 だが連日のように水着撮影ばかりつづき、ついに本…
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香港ロケでの野田vsかとうれいこマネジャー乱闘事件の真相
香港ロケの最中だった。 野田義治が信頼するカメラマン山岸伸が撮影する、かとうれいこの写真集での出来事だった。 関係者の話によると、来る日も来る日も水着撮影ばかりで、かとうれいこもマン…
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かとうれいこ大ブレーク コンビニで雑誌の表紙に自分の顔
「なんだか今の自分が置かれている立場がよく把握できないくらい忙しかったんです」 1年前は埼玉県在住の女子大生が、クラリオンガールコンテストで優勝してから、人生が激変した。 1989年、…
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スポンサーにかとうれいこをホステス扱いされ野田はキレた
「クライアントさんと地方のお世話になってるかたたちとの食事会に連れていってくださったんですよ」 1989年、かとうれいこが応募総数4820人のなかからクラリオンガールに選ばれ、イベントキャンペ…
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かとうれいこは激戦を勝ち抜き第16代クラリオンガールに
1989年、第16代’90クラリオンガールは応募総数4820人という激戦だった。 我らが巨乳マイスター野田義治は堀江しのぶ亡き後、探し出した埼玉県在住の女子大生をスカウトし、コンテストに挑戦…
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かとうれいこはイエローキャブに入ることを決意したが…
「だからそういう意味では運命だったのかもしれない。わたしも入るつもりなかったんですけど、なんかここでがんばろうかなっていう気が芽生えてきたんです」 女子大生は野田義治にスカウトされかけたが、腰…
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かとうれいこは堀江しのぶの死でイエローキャブ所属を決意
埼玉県越谷市の女子大生は、自宅にかかってきた男からの電話で乃木坂の喫茶店に向かった。 出会いは最悪だった。 喫茶店で待っていた男は、口ヒゲをたくわえ、ドスのきいた声で当時はやったショ…
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かとうれいこ編 野田との運命の出会い「第一印象は最悪」
埼玉の少女は夢見ていた。 松田聖子のように歌ってバラエティーにも出て、なんでもできる、大勢のファンから愛されるマルチタレントになることを。10代の少女の多くが漠然と憧れる夢である。そしていつ…