富を拡大するインテリジェンス2.0
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頭の悪い人や性格の悪い人と付き合うと富を失うことになる
先週、日本のGDP発表がありましたが、衝撃的な数字でした。 2019年10~12月のGDPが年率換算マイナス6・3%の大幅減であり、これには新型コロナウイルスの影響は含まれていません。 …
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楽観視せずに最悪を想定 相場の基本は政府発表を疑うこと
新型コロナウイルスは中国経済に大打撃ですが、日本株はいったん下落後、上昇しました。今の「不景気の株高」の時期は、景気悪化材料が米国の金融緩和の期待となり、株価上昇することが多くなります。そして、米国…
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後付けの情報に惑わされるな “大外れ”テスラ株急落の原因
投資のために報道を参考にしますが、報道は間違いが多いのでうのみにしてはいけません。報道をうのみにすると大衆心理になり、投資でもビジネスでも損失となったり、間違った行動の原因となるからです。 …
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新型肺炎リスクで加速する「米国買い」と「新興国売り」
新型コロナウイルス報道で株価は下げましたが、先行指標である銅価格やバルチック海運指数は、それ以前から急落しています。新型コロナウイルス報道前から景気後退サインが出ていたのです。 また、ニュー…
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新型肺炎で株急落 海外から見れば「中国も日本も同じ国」
新型コロナウイルスの感染報道により中国株・日本株などアジア株が急落しました。ウイルス感染が拡大すると株価下落圧力はさらに強くなります。今、中国の旧正月である春節に入っています。大勢の中国人が海外旅行…
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紙幣は今後“ただの紙”に…無国籍通貨「金」に資産を移す
その時々に一番おいしい投資をすることが投資の王道です。 ローリスク・ハイリターンを狙えるものに投資するということです。 1990年のバブルのピーク後、20年以上にわたって株式が下落す…
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中東緊迫で反米・新ロシアが加速…トルコへの投資は要注意
2020年はさまざまな分野で変化の年になりそうです。昨年11月に、このコラムで中東のことを警告しましたが、早速、米軍によるイラン革命防衛隊司令官の殺害事件があり、株は下落となりました。 その…
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金融危機はまだ終わっていない…資産はゴールドにシフトを
100年に一度の大きな金融危機といわれたリーマン・ショック。その後の金融危機は日本・EU・米国の中央銀行による金融緩和で立ち直ったと思われていますが、リーマン・ショック後の金融危機はまだ終わっておら…
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根本的解決は未だ進まず…米中貿易交渉の合意に騙されるな
先日、米中貿易交渉が合意したという報道を受けて株式相場が強気になりましたが、この合意についてはすっきりしないことが多く、疑心暗鬼の人も少なくありません。 過去の交渉の流れを見ると、メディアが…
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相場の動きに注意 米国の株価上昇は「隠れQE」効果だった
米国の「隠れQE」による資金供給で、米国の株価は上昇しています。 隠れQEとはFRB(連邦準備制度理事会)が現在、月600億ドルの国債購入をしており、少なくとも2020年の第2四半期まで継続…
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高値圏から急落サイン「ヒンデンブルグ・オーメン」点灯中
米国株のテクニカル指標に、おどろおどろしい名前の「ヒンデンブルグ・オーメン」という急落の前兆サインがあります。 ヒンデンブルグはドイツの飛行船の名前で、ナチスの権威の象徴でした。 1…
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米WSJの記事が話題“ポジショントーク”のうのみは損をする
先日、不思議なフェイクニュースがありました。 名門のウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が「ヘッジファンドのブリッジウォーターは15億ドルのオプションを市場下落に賭けている」というタイト…
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空前の債券バブル到来 金利0%の社債が完売する異常事態
現在、空前の債券バブルです。債券バブルとはリスクが高い債券や、メリットの少ない債券が大きく買われているということです。 トヨタ自動車グループのトヨタファイナンスは先月、3年満期で200億円の…
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得をするのは誰?株価上昇を演出する自社株買いのカラクリ
世界の株価を上昇させてきた原因のひとつに、自社株買いがあります。ニューヨークダウの上昇も、自社株買いによる部分が少なくありません。自社株買いは年々右肩上がりで増加しており、世界の自社株買い額から株式…
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株高を警戒せよ 投資に勝つ秘訣は「一般ニュースを疑え」
日米ともに株価が上昇しています。 現在、良いニュースには敏感に反応し、悪いニュースには反応薄。また相場状況を示すVIX(恐怖)指数も下落です。 市場は総楽観相場になっているので、しば…
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大衆心理と上昇相場 「9割がまだ上がる」と思ったら天井
現在、EUや日本はマイナス金利という異常な状態に慣れてしまったので、異常という実感がないかもしれません。 異常といえば、米国株指数のS&P500が過去最高値を更新している中、米連邦公開市場委…
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中東戦争を想定した投資行動が必要 米軍シリア撤退の意味
現在の激動の時代の特徴は、①想定外の災害、②戦争、③金融危機ですが、戦争という切り口ではシリアから米国の撤兵が話題になりました。 世界は英国のEU離脱とトランプ米大統領の登場により、行き過ぎ…
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株価下落のサイン「バフェット指数」が危険水域に突入した
先日、自社株公開と売却により資産家となった方とお話をしました。その方は投資を始めたばかりで投資対象は日本の上場株式です。 「今は高値圏なので買うのではなく、反対に持っている株はいったん売って現…
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台風や地震…自然災害がもたらす「株価暴落」に備えるべき
台風19号で被災された方へ、心からお見舞い申し上げます。 今回の台風は史上最大級ともいわれましたが、2007年以降、史上初、想定外という表現が増えていると思います。 ■相場への対処も大…
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銀行間取引の金利急騰 “不景気の株高”はまもなく終焉する
現在の日本とEUのマイナス金利は、資本主義の金融システムの末期的症状であると判断しています。 08年のリーマン・ショック以降、各国の中央銀行は大きく金融緩和をし、景気を上昇させてきました。景…