柳亭小痴楽 大いに語る
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心掛けているのは「サボらない、おごらない、そして…」
NHK・Eテレで毎週月曜日に放送されている「落語ディーパー!」に小痴楽がレギュラー出演している。落語ファンで知られる俳優の東出昌大が司会で、春風亭一之輔、柳家わさび、立川吉笑らと、ひとつの噺を掘り下…
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二つ目ユニット「成金」で勉強し直してさらに落語が好きに
私は小痴楽が二つ目時代にテレビで見たことがある。NHKの新人の演芸コンクールの中継で、「浮世床」を演じていた。歯切れの良い口調で、「威勢の良い若手」という印象は、若い頃の父親と重なった。 「2…
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寝坊して、師匠が高座で着る紋付きを届けるのが間に合わず
小痴楽は前座として、自他共に認める落第生だったという。 「遅刻の常習者でした。寝坊して、師匠が高座で着る紋付きを届けるのが間に合わず、普段着の着流しで上がらせたこともあります。その他にも、いろ…
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親父に渡された本が立川談志師匠の「現代落語論」でした
小痴楽こと沢辺勇仁郎は高校1年生の時、父親の柳亭痴楽に、「落語家になりたい」と頼んだ。 「『これ読んでみろ』と渡された本が、談志師匠の『現代落語論』でした。読んだら面白くて、凄い人だなと思いま…
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楽しそうな姿が羨ましく…小痴楽「親父みたいになりたい」
小痴楽は1988年12月13日、渋谷区で5代目柳亭痴楽の次男として生まれた。本名は沢辺勇仁郎。ちなみに、長男の名は「しんたろう」である。やんちゃな子供だったという。 「親父の落語を聴いたことが…
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15年ぶりの単独真打ち昇進初日 高座より客入りが心配で…
柳亭小痴楽の真打ち披露興行が11月の国立演芸場での公演をもって終了した。落語芸術協会としては15年ぶりの単独での昇進ということもあって話題になり、京王プラザホテルで開かれた披露パーティーは盛大で、寄…