2020 新春「笑」芸人解体新書
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見た目と裏腹…EXIT「コンプライアンスゴリ守り芸人」自称
チャラ男芸人のEXITにとって、昨年は怒涛の一年だった。一昨年に初めてテレビに出て以来、人気がどんどん増して一大ブームに発展していった。 服装やしゃべり方はチャラいのに、介護とベビーシッター…
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武器はネガティブ漫才「宮下草薙」の力関係に微妙な変化が
最近出てきた新しい世代の若手芸人を「お笑い第7世代」と呼ぶことがある。その代表格ともいえるコンビが宮下草薙だ。 ボケ担当の草薙航基(28)とツッコミ担当の宮下兼史鷹(29)の2人組。草薙がひ…
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ディスる納言は酒浸りの薄と影の薄い安部が絶妙のバランス
昨年、「翔んで埼玉」というコメディー映画が空前の大ヒットを記録した。バカバカしい設定で埼玉の田舎ぶりを皮肉った異色の「地方差別コメディー」は、なぜか地元の埼玉県を中心に熱狂的に支持され、興行収入は3…
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アンガ田中卓志 山里ら結婚でキモキャラ芸人の存在を発揮
昨年は芸人の結婚ラッシュだった。特に、山里亮太(42)、若林正恭(41)、バカリズム(44)ら、こじらせキャラで、結婚のイメージがない男性芸人が、次々に結婚を発表したのが衝撃的だった。 彼ら…
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ユーチューバー芸人フワちゃんの無名時代の危ないネタ
近年、芸人やタレントがユーチューブの世界に参入する事例が相次いでいる。女優の本田翼、キングコングの梶原雄太など、ユーチューバーとして華々しい成功を収めている人も増えてきた。 そんな中で、ユー…
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引き出しが多い「3時のヒロイン」に大物女性トリオの素質
「M―1グランプリ」などのお笑いコンテストは、優勝した人が新しいスターになるというのが醍醐味である。だが、2017年に始まった女性芸人限定の「THE W」では、なかなかそういうことにはならなかった。 …
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クロちゃんは視聴者に軽蔑と憧れの感情を起こさせる怪物
「憎まれっ子世にはばかる」をこれほど体現している人物もほかにいないだろう。甲高い声に不似合いなスキンヘッドとヒゲの巨漢。「モンスター」の異名を取る安田大サーカスのクロちゃん(43)が、ここ数年、なぜか…
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「黒いサンドウィッチマン」鬼越トマホークは猛毒芸で席巻
現在、好感度ナンバーワンの芸人といえば、サンドウィッチマンである。体つきががっしりしていて、見た目はいかつい雰囲気だが、中身は全く正反対。テレビの画面越しにも優しさと人柄の良さが伝わってくる。 …
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M-1に強烈な爪痕残した ぺこぱ“掟破りの優しいツッコミ”
ミルクボーイが優勝した昨年末の「M―1グランプリ」で、彼らと同じくらい強烈な印象を残したのが「ぺこぱ」である。彼らはファイナリストの中で最後に登場して、決勝常連組の和牛を振り切り、最終決戦にコマを進…
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サンドウィッチマン以来の快挙 “一夜逆転”のミルクボーイ
昨年末の「M―1グランプリ」は史上最高レベルの激戦となった。3年連続準優勝の和牛、ラストイヤーを迎えたかまいたち、変則キャラ漫才のぺこぱなどファイナリスト全組がハイレベルな漫才を披露していた。 …